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ステップ式数学(1〜3)
今回の新教科書の最も大きな変更点は、中2に「四分位範囲と箱ひげ図」の単元が加わったことです。今後は、入試においても、この単元からの出題が増えると予想されます。そこで、当書では特に11ページを割いて詳しく解説し、たくさんの問題を収録しています。
本書は刊行以来ご好評をいただきました既刊『みるみるわかる中学数学』を「さらに進化させた教材を作る」という意図で開発いたしました。
中学の数学に関する塾専用教材は,既に数多く出版されています。しかしながら,当社が目指す,一斉授業にも個別指導にも使え,さらに学力の定着を確認できる充実したチェックテストをも兼備した教材はありません。
本書はそのような現状を踏まえ,当社併設塾で数年間にわたり数学指導を研究してきた講師を中心に「究極の数学教材」を目指し,3年の歳月をかけて開発されたものです。
1.塾現場とこれからの指導要領にぴったり合った内容
本書は当社で数学を担当するスタッフの考えを基に,数多くの塾の先生
方の意見も盛り込み完成されたものです。本書は次のような特長を持って
います。
(1)新指導要領に則して編集され,その範囲の中での典型的な標準問題や学校の定期テスト必出の良問を載せています。さらに必要に応じ指導要領の範囲外の内容も収録しています。
(2)各クラスの生徒の学力に応じて使い分けられるよう,各単元内での学習事項の難易度を分析し,基本と発展パターンに分けています。また練習問題も基本と応用とに分類し,豊富に収録しています。
(3)学校の授業では扱わない実戦的な解法も紹介しています。
(4)基本事項の定着を確認するために,数字を変えた2種類のチェックテストが用意されています。
2.授業の時間配分を考慮した編集
1回の授業を1時間とし,基本事項の説明と類題演習がその時間内で区切りよく終了できるようにまとめています。このような編集のために,次回の授業の宿題としては「練習問題」のページを指定できます。このことによって,あるクラスの担当講師が授業によって異なる場合でもスムーズにカリキュラムをこなすことができます。
3.応用問題,新指導要領の範囲外の部分は別立てで収録
今後,数学の入試問題については難化が予想されます。そのため本書では,数学が得意な生徒のために「練習問題」のあとに「応用問題」を加えました。また私立上位校志望者などには「解の公式」など新指導要領の範囲外の指導も必要です。これに対応するために,新指導要領外の部分は各章末に別立てで収録しています。
1.本書の構成
(1)わかるかな?
各章の導入や全体像を示します。
(2)基本・発展パターン
典型的な標準問題をわかりやすい解説と穴うめ式で解答へと導きます。解答は各ページの下の欄にあります。
(3)トライ
基本・発展パターンの学習後,これらの問題で演習すれば各パターンをマスターすることができます。
(4)練習問題
各単元について,豊富かつバリエーションに富んだ問題を収録しています。家庭での復習や演習授業に最適です。
(5)応用問題
思考力を要する難易度の高い良問を厳選しています。力のある生徒にはぜひ挑戦させたい問題です。
(6)高校数学へジャンプ!
新指導要領外の範囲や高校数学の内容を収録しています。ここを学べば一段と数学の力をつけることができます。
2.一般的な授業パターン
(1)一斉授業
@初回の授業(約1時間・講義形式)
基本・発展パターンを解説しつつ授業をする→少し時間を与えトライで問題演習をする→解説しつつ答え合わせをする→〈宿題〉練習問題をノートにしてくるよう指示
A次回の授業(約1時間・演習形式)
宿題として出した練習問題を解説しながら答え合わせをする→時間が許せば応用問題などにも挑戦させる→授業終了15分前からチェックテストAを実施する→合格者は帰宅させ、不合格者はミス直しをさせた後再テスト(チェックテストB)を実施する
(2)個別指導
@導入の授業(約1時間)
今後の学習予定を確認後,基本・発展パターンを自学自習させる→トライで問題演習をさせる→講師が巡回し,アドバイスやマルつけを行う→〈宿題〉練習問題をノートにしてくるよう指示
A次回の授業(約1時間)
宿題として出した練習問題を解説しながら答え合わせをする→ミスした問題,できなかった問題に対してアドバイスを与え,ミス直し,再挑戦をさせる→すべて完了したところでチェックテストAをさせる→合格者は次の単元に進ませ、不合格者はミス直しをさせた後再テスト(チェックテストB)を実施する
鹿児島 G塾様
数学は都麦さんのものが一番です! 断言できます。
数学を苦手としていたのに,「ステップ式数学」で点数が取れるようになり,ひいては得意教科になったという生徒,そこから他の教科にも興味を示し成績を大幅に伸ばした生徒は何人もいます。
過去に塾生に連れられて体験に来て,中2の3学期から入塾してくれた女の子がいました。
その時は,学年250人中230番台の子だったので,覚悟して指導したことを覚えています。
学年末試験で200番くらいまで順位を上げた彼女は,その後どんどん力をつけ,中3の2学期末にはなんと70番まで上がっていきました。点数も,500点満点中380点くらい取れるようになったのです。子どもたちは,一旦自信をつけると恐ろしい力を発揮しますね。
通知表も中3の1学期にはまだ2が一つありましたが,2学期にはそれも消え,4と5も見えるようになりました。学校の先生が一番びっくりされていたようです。
その生徒は今,名古屋の病院で,看護師として第一線で活躍しています。
今後も勉強に自信が持てない子の成績を,グッと上げさせるような指導をしていきたいです。
東京 L塾様
当教室では、現在、中学生のクラスでは、ステップ式を使用しています。以前はみるみるわかるを使用していました。みるみるわかるの方は、例題で、細かい穴埋め欄だったため、ステップ式の方が例題解説、演習も生徒たちもかなり使い良いようです。また、例題・演習も細かく区切られており指導する方も容易に指導できております。
早く各演習が終わった生徒には、宿題も兼ねて充分な練習問題もあり量的にもプラスαの問題も必要なく、講師の準備からも助かります。
埼玉 Sゼミナール様
毎回、単元ごとに約70分で進んでいます。単元ごとに、説明にかかる時間が違い、約10分の誤差が出ます。チェックテストの連動は素晴らしく、このテキストを導入してからは、週2回の授業を、テキスト学習と、チェックテスト学習に分けて行っています。1学期の期末テストでは、塾生の全員が数学の成績アップという快挙をあげました。
課題は毎回単元末の練習問題を全部させています。チェックテストも、一つの単元のテストを約3週間に分けて、3回行っています。予想以上の効果が出ましたので、2学期以降も、今のシステムに磨きをかけておこないます。