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英文読解の名人

英文読解の名人

入試における長文読解問題の比重は高くなる一方です。そして,これに対応するには中2から長文に慣れ親しむことが必須です。しかし,そのための教材は極めて少ないのが現状です。加えて既存の教材はただ問題を解かせるだけに終始しています。これではいつまでたっても読解力は養成されません。

「中2からじっくり長文読解力を養成する教材を作りたい。」 … これが本書の企画のスタートでした。

長文問題を解くにあたって大事なことは,まず単語の意味や代名詞が指し示すものを的確にとらえることであったり,会話文独特の慣用表現をマスターすることなどにあります。それらをふまえた上で本格的な長文問題に取り組めば,入試においても確実に点数をとれる力が身につきます。

この『英文読解の名人』は,長文読解問題を基礎から効率よく学んでいくことができるよう編集してあります。それは目次を見ていただいただけでもおわかりいただけることでしょう。

まず,本書をやり遂げ,長文読解の基礎学力を身につけさせて下さい。そしてその後,『長文読解の達人』で実戦問題に取り組めば,長文問題を完全にマスターすることができるでしょう。

B5判・1色刷り
本文 64P
別冊解答集付き

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1.中2から長文のトレーニングができます。

本書にでてくる英文は中2までの文法で書かれています。したがって、本書は中2の夏期の集中特訓用として、また秋期から冬季にかけての講習用としてお使いいただけます。もちろん、毎回の授業の中に組み込んでいただくことも可能です。

2.長文読解のための必須スキルが段階的に学べます。

長文読解に強くなるにはいくつかのコツがあります。例えば代名詞が指し示しているものを的確にとらえるトレーニングを特別に積んだり、長文中の修飾関係を見抜く練習をするなどがそれです。本書ではこれらのスキルを段階を追って学び、マスターすることができます

3.設問に答えていくうちに自然に実力がアップします。

本書には独自に作られた多くの問題が用意されています。まず、生徒自身の力で本書の英文を読み、内容を理解し、それらの問題に答えてください。そうすれば、長文を読み解く時の障害が突破され、自然に長文読解のコツを身につけることができます。

4.長文問題に必出の重要構文や表現をマスターできます。

長文問題には、多くの長文問題に共通して含まれる「重要構文」や表現が盛り込まれています。そしてこれらの読解が文全体を理解する鍵をにぎります。本書ではそれらの重要構文をふんだんに盛り込み、読解力向上を図っています。

1.中2生の夏からの利用

@講習でご利用になる場合

この時期に大切なことは長文問題に慣れ親しむことです。したがって、授業ではSTEP1の練習@から順に学習して下さい。夏期講習中にSTEP5まで進むことができれば、一通りの基礎学習が終わりますので、秋以降の英語学習に効果が発揮されるでしょう。そして残りは秋期や冬期の講習でやり遂げると良いでしょう。

A毎回の授業でご利用になる場合

毎回の授業でお使いになる場合も、STEP1の練習@から始めて下さい。STEP3あたりまでは1回の授業で2ページほど進めてください。その後は生徒の理解度に合わせ1〜2ページずつ進め、中3になるまでに完了させて下さい。

2.中3生の春からの利用

@中3の春休みからご利用になる場合

本書にでてくる英文は中2までに学習した内容ですから、クラスによってはSTEP1や2をとばしてご利用下さい。進度は1日4ページをめやすにどんどん進め、春期講習中にSTEP6まで終了させて下さい。残りは4月からの授業で毎週1問をめやすに学習し、夏休み前に終了させてください。夏休みからは『長文読解の達人』で実践トレーニングを行うと効果が倍増します。

A毎回の授業でご利用になる場合

1回につき2ページをめやすに進めてください。そして夏休みが終わるまでに終了し、引き続き『長文読解の達人』をご利用下さい。

神戸 T塾様

以前から「長文読解の達人」を使わせてもらっています。その内容がとても良かったので、展示会の際などに、その前段階で使える教材も制作してほしいとお願いしていました。この度、ようやく完成されたとのことでとてもうれしく思います。そんなご縁もあって、この度モニターをお引き受けしました。

生徒たちは英語の長文問題を反射的に嫌ってしまう傾向にあります。しかしこの教材は、最初から難しい問題が並んでいるわけではなかったので、生徒たちも抵抗なく問題に取り組めるのではないかと期待していました。そして実際の授業でいざ使ってみると、私の思惑通り、生徒たちがまったく文句も言わずに(笑)始めてくれました。

この教材の素晴らしいところは、長文読解に必要な力を講師が教えるのではなく、この教材自体が教えてくれるような編集方式にあると思います。

これが完成したら、中2の夏期講習から少しずつ使い始め、中3に上がる前にやり遂げて、基礎を完全に定着させられるようなカリキュラムを組もうと思っています。