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国語読解の名人T・U

国語読解の名人

国語の長文問題の重要性は今も昔も変わっていません。ところが、生徒の読解力は低下する一方です。これは生徒が問題を解く力を失ったということと共に、『解くコツ』もよくわかっていないという現状があるように 思えます。

また、読解力の低下は、他教科へも悪影響を及ぼします。そのためには早めに手を打たなくてはいけません。

本書は、“国語の長文問題の答えは必ず文章中にある”ということを生徒に認識させることによって、『解くコツ』を習得させます。そして、それによって確実に国語の得点がアップするよう工夫されています。

この教材をご使用頂くことで生徒の国語の読解力がアップし、また他教科へもいい影響が及ぶことを確信致しております。

B5判・1色刷り
本文 各48P
別冊解答付き

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1.生徒の興味をかき立てる厳選された文章

生徒の国語力をあげるには、「読んで面白い文にふれる」→「読解のコツを会得する」→「国語の得点が上がる」→「ますます文が読みたくなる」といった良い循環を作る必要があります。

そこで本書では、『クレヨン王国の危機』、『サンタクローズをつかまえろ』、『シマウマの縞は何のためにある?』といった、読んで興味深い題材ばかりを集めました。

これによって、生徒がまず文章を読むことそのものに興味を持ってくれるよう配慮しています。

2.3つにランク分けされた問題

本書は学習が進むにつれ、内容が初級・中級・上級とレベルアップするよう編集されています。そのため、知らず知らずのうちに、生徒の力が着実に伸びていきます。

また問題文も現代文に限らず、古文、漢文、といった様々な文章を盛り込みました。これによって、国語力をまんべんなく伸ばすことができます。

3.長文読解のコツをつかめる出題形式

本書の問題の出題形式は、HOP、STEP、JUMP、と3種類です。HOPは文章中のキーワードを見つける問題、STEPは文章全体の内容を理解できているかを問う問題、そしてJUMPは文章を細かい部分まで読みとる力をみる問題です。

国語の長文問題は“文章のポイントがどこにあるかをいかに素早く、的確に読みとるか”が重要です。本書では、HOP、STEP、JUMPの流れを通じ、文章読解のポイントを自然に身に付けられるよう作られています。


本書には基礎編に位置づけられる「国語 読解の名人T」と、標準編に位置づけられる「国語 読解の名人U」の2種類があります。「T」は中1生にお使いいただけるレベルになっています。ご使用にあたっては生徒のレベルにあわせて使い分けて下さい。

1.講習でご利用になる場合

全27回中、15〜20回を夏期講習で、残り7〜12回を冬期講習でお使いになってはいかがでしょうか。「T」を中1で、「U」を中2で、また「T」を中2で、「U」を中3で、という使い方もできます。

2.通年用教材として

週1回、国語の授業をされている塾様の場合は、1回分を毎週の宿題にして授業の初めに解答・解説するという方法も読解力向上にとても効果的です。

兵庫 K塾様

本書の開発・改良にあたっては、複数の先生方に本書の一部をあらかじめ使っていただきました。これは、その感想の一部です。

問題の出題形式がとても気に入りました。私は国語が専門ではありませんので、これまで国語の指導には大変苦慮してきました。確かに、長文を読む際には、大切だと思われるところに鉛筆で丸をつけていくことが重要ですよね。また生徒もその作業を通じて、どこが大切なのかがわかるようになったと喜んでいました。いままでの教材と違い、文章読解のコツを生徒が自然にマスターできるところがいいですね。

生徒がこのテクニックをマスターすれば、実力テストなどの点数も上がるのではないと楽しみです。