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算数の達人(上・下)
中学入試の算数は,小学校では学ばない問題が出題されます。さらに,本来,中学校で学ぶ範囲の出題も見られます。また,解き方に独特のコツを必要とする問題も少なくありません。しかし,だからといって勉強する範囲を次々に広げていくと,限りがありません。また,単元別のパターン学習ばかりでは本番に強い実戦力は身につきません。
したがって,これらの諸問題を解決し、本物の力を身につけるには,実際の入試問題必出の良問をシャッフル方式で繰り返し復習することが効果的であると考えられます。本書は以上のようなコンセプトで開発されました。このため、本書を使用すれば、中学入試対策として,ゆるぎない本物の力が身につけることができます。
1.志望校合格に必要な算数力を効率よくアップ!
中学入試の算数で合格点を取るには,全問正解を目指すより,「必ず正解しなければならない問題」をクリアーすることが大切です。
本書は,中学入試問題を徹底的に分析し,そのような問題ばかりを厳選収録しています。そのため,本書の問題を繰り返し解き,そのすべてをスムーズに解答できるようにすれば,合格に必要な“速く”“正確に”問題を解く力を養うことができます。
2.入試必出の典型問題をアトランダムに配列!
1回5問,全110回の小テスト形式で,計算・小問・図形をバランスよく配列しています。単元別ではなく,入試さながらのシャッフル方式のため,実戦力が効率的に身につきます。
3.上下を通して使用すれば,入試対策の土台が完成
下巻は,上巻内容の総復習からスタートしています。そのため,上巻レベルの習得を確認しつつ,レベルアップを図れます。もちろん,入試総まとめ用として,下巻のみの使用も可能です。
@出題範囲
上巻…「比」を使った問題以外を収録しています。
下巻…「比」を使う問題を含めた総合シャッフル問題です。「比」を使った問題は、回を重ねるごとに範囲が広がっていきます。中学入試算数の土台固めから、総仕上げまでの段階的な指導に最適です。
A難易度
各巻に収録されてある問題の偏差値レベルは、次の通りです。
上巻…偏差値40〜48レベル
下巻…偏差値45〜53レベル
1.小6の3月から家庭学習用教材として
毎日1回分ずつ,ノートに解いていきましょう。これにより,上下巻を通して,220日(7〜8か月)で完了することができます。この結果,入試対策の土台が完成します。
上巻・・・3月〜6月 で,「比」以外の既習単元の完全定着が図れます。
下巻・・・9月〜12月 で,入試算数全範囲のシャッフル方式により,実戦力が高まります。
2.小6の秋からの特訓講座用として
上下を通して1日8時間,3〜4日間の特訓で完了できます。集中して取り組むことにより,短期間で一気に力をつけることが可能です。
3.通年用補助教材として
小4から受験算数に取り組んでいる場合は,小5で上,小6で下を使用することができます。この場合,演習時間を設けて,毎週3回分のペースで進めることができます。本書さながらの緊張感をもって全員で取り組むと,さらに効果があります。
和歌山 H塾様
以前から『計算の達人』を使っていたのですが、早く小学生版が出ないかと待ち望んでいました。昨年発売されてすぐに、5年生のクラスで上巻を使い始め、6年生の今は下巻に取り組んでいます。計算問題が得意になるとともに、文章題などでの単純なミスがなくなってきたようです。
京都 I塾様
近頃、うちの塾では中入試を試みる生徒が増加傾向にあります。計算小問は試験において必ず得点につなげたい問題ですが、この教材は実戦形式で取り組める上に、問題配列が非常によくてきていますので、本番へつながる力が身につけられると思います。
滋賀 K塾様
計算問題、図形問題など1回5問の基礎的な問題を繰り返すことで、全110回が終わる頃はこれらの問題をほぼ間違うことなく解くことができるようになります。本当に頼りになる教材です。