中学入試の算数において、計算問題を正確に素早く解く力はとても重要です。そのため、計算問題を扱っている問題集はたくさんあります。

しかし、その解答集を見ると、計算結果だけを載せたものがほとんどです。

そのような解答集では、生徒が出した答えが異なっていた場合、どの計算段階で間違えたのか確認することができません。

そこでこの教材は、「計算の途中式を全て収録した解答集をつけよう」と考え開発しました。

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まず解説編で各単元における計算の基本ルールを確認します。

次の問題編では、中学入試レベルの計算問題が１日４問ずつ、３００日分掲載されています。

難易度は、日を追うごとに少しずつ高くなっていきます。

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次のような使い方がお勧めです。

（１）生徒には家庭学習用のノートを２冊用意し、小学５年の後半から１日１回分を宿題としてノートに解かせ、１週間に１度提出させる。

（２）講師は提出されたノートを点検する。そして、それに該当する解答を解答集からはぎとり、ノートと共に生徒に返却する。

（３）生徒は家で自己採点し、間違った問題はもう一度ノートに解く。講師はこれを次回の宿題と共に提出させる。

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この方法を徹底したところ、生徒は途中式をきちんと書く習慣ができました。

また、計算ミスが格段に減り、計算問題が得意になりました。

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