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お役立ち情報【2015/5/13】

2015年05月13日

① 毎日の睡眠時間を「十分ではない」と感じている高校生が3割いることが1日、文部科学省の睡眠と生活習慣に関する初めての調査で分かった。眠気で午前中の授業に集中できず、休日には平日よりも遅く起きて睡眠不足を補おうとしている様子。スマートフォンの操作時間が長いほど就寝が遅い傾向もみられた。
 
②ベネッセホールディングスは1日、2015年3月期の連結最終損益が107億円の赤字だったと発表した。「進研ゼミ」などの通信教育講座の会員数は1年間で25%も減った。顧客情報の大規模漏洩問題に端を発した混迷は収束の兆しが見えない。会員獲得の柱だったダイレクトメール戦略の見直しを掲げる原田泳幸会長兼社長だが、浮上のきっかけをつかみあぐねている。

③財務省は公立の小中学校の教職員数を今後10年間程度で約4万2000人減らせるという試算をまとめた。少子化で学級数が減るためで、教育の質も維持できるとみている。ただ文部科学省はきめ細やかな教育が必要として少人数学級の推進を目指しており、試算に反発するのは必至だ。

④ソフトバンクとベネッセホールディングスは2015年度から私立高校など約120校を対象に授業や宿題で使うデジタル教材の配信を始めた。うち7割が高校で、3割が中学校向けという。ベネッセが持つ教材をデジタル化し、タブレットで使えるようにする。今夏には複数の出版社が開発する問題集などのアプリ提供も始める。

⑤ 株式会社伸和エージェンシーは、講師の質の高さと独自の日本人に最適化したカリキュラムを持つ大手オンライン英会話『QQイングリッシュ』を、セブ島関連会社を通じて運営する株式会社キュウ急便と業務提携し、オンライン英会話と対面型英会話の強みを活かした会話力が確実に向上するカリキュラムを提供する英会話スクールを開校、順次全国展開する。

⑥自民党の教育再生実行本部は小中高校の教員免許の国家資格への格上げを近く政府に要請する。大学の教職課程を終えた後に全国共通の国家試験を受け、1~2年程度の研修を積んだ後に免許を取得できるようにする。医師免許と似たような仕組みを取り入れることで、教員の資質向上をめざす。