お役立ち情報【2013/3/1】
2013年03月01日
①今年から東京都立高校のほぼ全校で、推薦入試に「集団討論」という新しい選抜方法が取り入れられた。与えられたテーマを少人数のグループで議論させ、発言の様子から個々の力を評価する選抜方法だ。
②京セラドキュメントソリューションズは学校や学習塾での小テストを複合機だけで自動採点するソフトを開発した。マークシート式答案用紙の作製から、スキャナー機能による答案の採点、結果の分析までできる。一連の作業をパソコンを使わず、複合機だけでできる製品は初めてとみられる。低コストで教師の負担を軽減できるソフトとして教育機関向けに販売する。
③埼玉県内で個別指導塾を展開するグロウバレー(埼玉県熊谷市)は4月にも、運営する塾のフランチャイズチェーン(FC)展開を始める。同社の塾は講師1人に対して生徒4人の指導が中心で、授業の進め方や低価格の授業料に強みを持つ。塾激戦区の埼玉で培ったノウハウを基に、リスクを抑えつつ首都圏で数を増やす。
④東京都立高校の一般入試が23日、全日制173校で一斉に行われた。3万1131人の募集に4万6918人が応募し、最終平均倍率は1・51倍。5年連続で1・5倍以上の高倍率が続いている。合格発表は28日。
⑤住友商事は学童や幼児を対象にした保育事業に参入する。教育事業会社と共同で本格的な英語教育を施すのが特徴。4月から保育施設を都内2カ所に開設する。さらに教育システム自体を全国の学習塾や学童保育事業者などに販売する。働く女性が増え、子どもを預かる機能と英語教育を併せ持つサービスの需要が見込めると判断した。住商は5年間で250施設への教育プログラムの販売を目指す。
⑥しまねSOHO協議会の会長で松江市のIT(情報技術)企業、Willさんいん社長の長谷川陽子さん(49)はこの数年、マイカーや列車、時には離島航路で学校行脚を続けている。
⑦2013年の中学入試がほぼ終了した。東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県の公立小6年生のうち、私立中学校の受験者がどれくらいいるかを示す私立中受験率は、速報値で12・5%。リーマン・ショック後の09年以降、家庭の経済的な事情から受験率は年々減っており、今年も歯止めがかかっていない。中学受験から高校受験へシフトする傾向も顕著になっている。