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お役立ち情報【2012/11/9】

2012年11月09日

①関西学院大学の宮田由紀夫教授は、20世紀の強い米国を支えた要因の一つが、高等教育に対する手厚い公的支援だったが、最近はそれが縮減され、格差の拡大と社会階層の固定化を助長する側に回っていると指摘する。
 「20世紀は米国の世紀」といわれるが、その要因の一つに建国以来、米国は公的資金で教育を支援するのに熱心な国だったことがあげられよう。


②大学入試センター試験まで90日となった日曜日に数学の一日講座を開催した。高校3年生を中心に数十人の生徒が参加し、約6時間の講義を熱心に受講した。いつもは黒板の前に立つ私も久しぶりに「生徒」として参加し、心地よい緊張感を味わうことができた。

③表面に特殊なコーティングを施すことでホワイトボードのように絵や文字を繰り返し書いたり消したりできるシート。新商品の開発に向けて、プランドゥーアイ(川崎市)が知恵を借りたのは和光大学経済経営学部経営メディア学科で小林猛久准教授(50)が指導するゼミの学生たちだ。

④内田洋行は小・中学校向けにタブレット(多機能携帯端末)を使った授業をするためのアプリを開発した。問題を表示した端末を答案用紙に見立てて手書きで回答できるほか、端末画面を無線LAN(構内情報通信網)でプロジェクターに表示し授業することもできる。内田洋行では教育現場ではパソコンからタブレットに切り替えが進むとみており、2年間で600校程度の受注を目指す。

⑤ トンボ鉛筆(0120・834198)のシャープペンシル「ユラシャ」
転がらず、その場にとどまってゆらゆら揺れるシャープペン。机から落下して壊れたり、芯が折れたりしにくいという。原理は「起き上がりこぼし」と同じで、重心が片寄るように本体の軸に金属棒を埋め込んだ。グリップや軸の後部部分も樹脂を滑りにくく加工し、揺れても位置がずれにくいように工夫した。

⑥世界で戦えるリーダー人材をどう育成するか。日本では有力大の一部でカリキュラムが始まったばかりだが、米国の大学はすでにこの分野でも世界をリードする。彼我の差はどこにあるのか。日米の実情を知るハーバード大学経営大学院(HBS)の竹内弘高教授に聞いた。