新着情報・更新情報

お役立ち情報【2010/05/31】

2010年05月31日

(1)進学会は低年齢層向け部門を強化する。小学校入学前の幼児から
顧客として囲い込む。
 
(2)浜学園はネットを使った授業配信事業を拡充する。教室がない地域
での受講生獲得につなげるのが狙い。
 
(3)今年度入試で倍率が2倍を割り込んだ法科大学院は半数を超えた。
姫路独協大の撤退決定もあり撤退や統合が広がる可能性もあるようだ。
 
(4)和歌山県教委とインテル、放送大学は、ICTを活用した教育の
推進で協力すると発表。
 
(5)ジャムシステムは、英語教育ソフト『e―タッチ』を、iPad向け
に改良した。月内に無料配布を始める。

お役立ち情報【2010/05/26】

2010年05月26日

(1)09年の平均起床時刻は小学生が午前6時28分、中学生が同42分、
高校生が同16分ということが判明。04年の調査に比べて12〜8分
早まった。
 
(2)私立中学校説明会で出席者にとって参考になったのは、卒塾生と
父母からの「生の声」と、講師が個人的な判断で語った「お薦めの
学校」。データ以上に重視している傾向が見られた。
 
(3)子ども手当支給に伴い、四国地方で関連商戦が活発化している。
景気が低迷するなかで、貴重な特需を生かそうとしているのがうか
がえる。
 
(4)山梨県内の公立高校を今春卒業した就職希望者の就職決定率は、
93.1%。前年度に比べて1.8ポイント減。
 
(5)子どもの習い事は、継続させる事が困難であり課題でもあるようだ。
子どもが「行きたくない」とぐずったら、とにかく話を聞くといった
対処法を取る家庭が多く見られる。
 
(6)朝日ネットは、大学の使用教材などを電子書籍化する事業を開始。
教授の論文や講義資料を『iPad(アイパッド)』で閲覧可能にし、
教材を学外にも広く配布する。
 
(7)教材販売会社エースグループによる不正販売事件で、同グループは
5年間に30社の法人を相次いで設立した事が判明。
 
(8)ニチイ学館10年3月期の連結決算は、最終損益が31億円の黒字。
介護事業や教育事業も好調だった。
  
(9)ベネッセは学習塾アップを持ち分法適用会社にする。アップが得意
とする難関大学受験の学習塾事業を強化する狙い。

お役立ち情報【2010/05/17】

2010年05月17日

(1)大学の登校時間が午前8時台という学生は40.2%に上っている。
1時限目から授業に出席する学生が多くなっているようだ。
 
(2)大学入試の記述式模試の自己採点は、採点基準が様々なため、実際の
点数が予測しにくい。自己採点結果を気にせずに、次への準備を進めて
いくことがカギになってくると言える。
 
(3)運動会での使用楽曲に、先生達の趣味が反映される時代となった。
〈主な使用楽曲〉
・『会いたかった』(AKB48)
・『キセキ』(GReeeeN)
・『Someday』(EXILE)
など。
 
(4)小学校の体育授業が怪我をしないよう配慮されてきている。楽しさを
重視しての事だが、過保護を懸念する声も上がっている。
〈授業例〉
・タックルのないアメフト
・痛みを軽減させる『ソフト跳び箱』の使用
など。
 
(5)小中学生の携帯電話やネットの利用方法についてルールを決める家庭が
増えていることが判明。子供が携帯電話で有害サイトを閲覧できないよう
にする親も増加。
 
(6)バンダイは漢字形のフィギュア『超変換!!もじバケる』を発売。
犬、虎など動物を表す漢字を象っており、部品を組み替えるとイヌなど
対応する動物の形に変形する。
 
(7)ベネッセは地域をテーマにした月刊雑誌『にほん日和』を9月に創刊
すると発表。中高年向けで、全国の特産品や文庫本のガイドブックを付録
に付ける予定。
 
(8)GABAは日本語講座『Jaba』を始めた。自社の外国人講師向けに
実施していた日本語講座を外部にも開放する。

お役立ち情報【2010/05/10】

2010年05月10日

(1)今春高校卒業で就職を断念した生徒は、就職希望者(2万6531人)全体
の8.6%だったことが判明。
 
(2)今年の高校入試は、授業料無償化を背景に公立校の倍率が高くなった。
東京では、不合格者が1万2千人を超え、3年前より40%増。
 
(3)東京都板橋区は、小学英語授業を解説する教諭向けDVDを、区内の
全小学校54校に配布。
 
(4)子ども手当支給を狙う企業の動きが目立ってきた。
 ・よみうりランド…『子ども手当キャンペーン』と題し3歳から高校生を
          対象に年間フリーパスを発売。
 ・東京都民銀行…子ども手当を受け取る普通預金口座の顧客に、サン
         リオピューロランドの招待券を贈る。
 ・キッザス…理科実験教室を夏以降に有料化し手当を取り込もうと
        検討中。
 など。

(5)ベネッセ10年3月期の連結決算は、218億円と過去最高となった。

(6)栄光はリゾート事業子会社の二期リゾートを、飲食業のゼロディグリーズ
ジャパンに売却する。
 
(7)尼崎市は04年に『尼崎計算教育特区』認定を受けた。10年度は小学校3、4
年生を対象に、最低でも週1コマをそろばんに充てる予定。
 

2010年度 理科入試問題傾向分析

2010年05月03日

すでにご存知の先生方も多いと思いますが、
本年度の入試より新指導要領の移行措置に関する
問題の出題が可能になりました。

そこで、都麦出版編集部は早速全都道府県より入試問題を入手し、
理科の出題傾向について分析いたしましたので
ここに掲載いたします。

今後のご指導の一助となれれば幸いです。


理科2010年度入試問題速報
移行措置内容に関する出題傾向の分析

●遺伝

遺伝に関する問題は、約3割の都道府県で出題されていました。
主に、遺伝の規則性に関する問題が中心となっています。遺伝によって
親から子に受け継がれる形質には規則性があるということを理解しているか
確かめる問題が出題されていました。また、「優性形質」や「DNA」といった
用語を記述させる問題も見受けられました。単に遺伝のルールを理解する
だけでは解けない問題があったのが特徴です。指導の上では、用語を
ただ暗記させるだけではなく、その根本的な意味を理解させる必要が
これからはあるように感じました。応用的な問題としては、子の形質を持つ
ものと、孫の形質を持つものを交配させた場合にできる種子について
考えさせる問題が青森県にて出題されていました。

●化学変化とイオン

約半数の都道府県にて出題されていました。
現行の移行措置に関する問題(水溶液の電気分解と電極での変化、及び化学電池)
として1つの大問扱いになっている県が多数ありました。また、移行措置内容だけ
でなく、現行の学習指導内容と関連付けた問題が多かったのが特徴です。
水溶液中の電極で起こる変化については、「なぜ気体が発生するのか」「なぜ
物質が付着するのか」を説明できるだけの理解力が必要とされているようです。
それと同時に、水溶液の化学反応式(滋賀・千葉・山梨など)や
イオンの電離式(長崎・福井・静岡など)、発生した気体の性質に関する問題(山口)
もよく出題されていました。その他、電極として使用した銅板と亜鉛板のどちらが
溶けるか(青森・富山・高知など)といった、「イオン化傾向」に関する問題も
出題されており、総合的な「イオン」及び「化学」に関する総合的な問題として、
取り扱っている都道府県が多いのが特徴でした。

●仕事とエネルギー

約2割の都道府県にて出題が確認されました。
主に、仕事量の計算(ジュール)が出題されています。問題のレベルとしては
さほど難しくなく、基本的な仕事の公式を暗記していれば解答できるものが
目立ちました。仕事量の計算だけで出題されることは少なく、動滑車を
使った実験に関する問題と関連したものが多かったです。また、「位置エネルギー」
や「運動エネルギー」といった用語を解答させる問題もよく出題されています。
単純に計算ができるだけではなく、用語もきっちり覚えておくことが
この単元の得点につながることでしょう。

●月の運動と見え方

約4割の都道府県にて出題されていました。月以外の星座や金星などを含めた
天体全般になると、半数以上の都道府県にて出題されています。
2009年7月22日に日食が起こったことから、今年は良く出題される傾向に
あったようです。日食と月の動きを関連させた問題が多く見られました。
主に、日食の起こる場合の月の位置を図の中から選びなさいという問題が
ほとんどだったのですが、中には日食時の太陽、月、地球の位置を
記述せよ(静岡)といった問題や、日食の様子を図に表せ(三重)といった
問題も出題されていました。