お役立ち情報【2009/03/03】
2009年03月03日
(1)月決めや時間単位で席を貸す『有料自習室』が増加傾向だ。利用者には
会社員が多い。国家資格などを目指す人たちから注目を集めているようだ。
(2)私立郁文館中学・高校で発覚した『英検』をめぐる不正問題で、事前指導で
解答を示唆された生徒は多いときで50―60人に上ったことが判明。
(3)学校現場で、漫画への注目度が上昇中。イラストの描き方のカリキュラム、
新たな日本文化として漫画やアニメーションをとらえる授業も登場。
(4)日本の高校生の8割が学校の勉強を「きつい」と考えていながら、1日の
勉強時間は中国の6割足らずであることが判明。
◎1日の平均勉強時間
・日本…中学生(8時間)高校生(7.6時間)
・中国…中学生(14時間)高校生(12.9時間)
・韓国…中学生(9.8時間)高校生(11時間)
(5)都立高校一般入試の受験状況が発表された。全日制は40184人が受験。
倍率は1.41倍で、1994年度以降の最高を記録。一方、欠席率は最低の6.2%。
(6)学習塾・予備校大手が個別指導事業を強化する。主な塾の施策は下記の
通り。
・市進…来年度に約40教室を開く
・トライグループ…今後2年で100教室へ増やす
など新指導要領移行に向けて、塾はさまざまな展開を見せている。
(7)学究社の3月期の連結純利益は、約6億円になる見通し。同業の海外子
会社2社の売却で、税負担が軽減する。
(8)貸し会議室予約サイト運営のコンビニステーションは、社会人向け教育講座
の河合塾KALSとの業務提携を発表。河合塾KALSが保有する空き教室を
コンビニステーションが会議室として利用する。
(9)栄光は小学生らを対象にした理科の実験教室を拡充。来期中に専用の
教室数を倍増させる。また、4月には難関私立中の入学試験に対応する専門
コースも新設。
(10)市進は純粋持ち株会社制に移行すると発表。他社との提携やM&Aに
備えるのが狙い。