お役立ち情報【2008/06/02】
2008年06月02日
(1)公立高校の七九・五%が、共通に履修する教科・科目をあらかじめ
配列したコースを設けている。学習意欲の高まりが期待できる半面、
習得知識が偏らないかも問われそうだ。
(2)『学校裏サイト』には、他の生徒への中傷などが多く、いじめや不登校
につながるケースもみられる。「ネット上の問題はこれまでの生徒指導
の経験だけでは対応できない」という声もあり、手探りの状態が続いている。
(3)橋下知事直轄の改革プロジェクトチームが示した財政再建プログラム
試案を巡って、公開協議が行われた。教育委員会は三十五人学級
編成の存続を訴え、橋下知事は条件付きで制度維持を前向きに検討
する態度を示した。
(4)昨年度、私立高校を経済的な理由で中退した生徒は一校当たり平均
一・七四人で、過去最悪の結果となったことが判明した。
(5)江戸時代に浸透していた、互いに思いやり助け合う心遣いの『江戸しぐさ』
を、現代の子供に伝えていこうという動きが強くなっている。
※江戸しぐさとは、住民同士が心地よく暮らすための工夫であり、腰をこぶし
分だけ浮かせて席を詰め空席をつくる『こぶし腰浮かせ』や、雨の日に互い
の傘を外側に傾け、ぬれないようにすれ違う『傘かしげ』などがある。
(6)京都コンピュータ学院は、洛陽総合高等学校に出張授業や特別講座
などを提供することを発表。生徒に実践的な授業に触れてもらうことで、
新入生の確保につなげる狙いだ。
(7)第二静岡学園は、地元経済人が学校運営に参画すると発表。理事、
監事などに外部の人材を登用することで、意思決定機関である理事会の
機能を拡充、ガバナンスを強化する狙いだ。
(8)ベネッセコーポレーションは、米ハーバード大学など海外の難関大学に
進学を目指す高校生を対象にした学習塾『Route H(ルートエイチ)』を開講
する。
(9)学習塾運営のワオ・コーポレーション子会社のアートスタッフは、大学を
対象に携帯電話向けサイトを支援するサービスを開始。携帯サイトを通じて
高校生にアピールし、入学者の確保につなげる狙いだ。
(10)ベネッセは中学受験をめざす子供と保護者向けサイトを一般向けにオープン
した。新たに教育費をシミュレーションする機能や、中学受験の専門家による
連載などを開始する。