お役立ち情報【2008/05/13】
2008年05月13日
(1)国公立大の工学部の人気が復活傾向だ。河合塾の学部系統別
志願状況によると、工学部は前年比三・八%増で、高い伸びを示し
ている。
(2)二〇〇八年度大学入試は難関有力校と下位校、大都市圏と地方
の各二極化が一段と鮮明になった。国公立志願者数が微減にとどまる
一方で、私立は増加するという結果だった。
(3)進学塾と連携した有料授業『夜スペシャル』を実施している和田
中学校が、生徒の学力に関わらず希望者全員を対象とすることを
決めた。また、家庭教師派遣会社の講師の補習も設ける方針。
(4)神奈川県内で、教員の卵を養成する『教師塾』を設立する動きが
相次いでいる。団塊世代が大量退職を迎える中、教員争奪戦が
激しさを増している。各自治体とも質の高い人材確保と即戦力養成
に知恵を絞っている。
(5)全国学力テストの結果、福岡・沖縄県が全科目全国平均を下回っ
た。両県は「教育施策を見直す好機」ととらえ、学力アップに向けて
さまざまな対策を練っている。
(6)進学会は、二〇〇八年三月期の連結最終損益が赤字に転落する
と発表。教育用ソフトが落ち込み、従来予想を約四億円下回る結果
となった。
(7)進研ゼミは、ネット連動の『進研ゼミ中学講座プラスアイ』を始めた。
子供一人ひとりの学習履歴をネットで管理し、個人の学習状況に
応じた教材提供や指導を目指す試みだ。
(8)学習研究社は新本社ビルを売却すると発表。売却により調達する
資金を、学習教室や介護施設運営など成長事業への投資と有利子
負債の圧縮に充て、経営基盤の立て直しを急ぐ。