お役立ち情報【2007/11/13】
2007年11月13日
(1)福岡市教育委員会は9日、全国学力テストの結果を公表した。公立校では
小学六年の「算数A」「算数B」の平均正答率が全国を下回ったほかは全国
と同じか上回った。
算数、数学の「数学的な考え方」を見る設問の正答率が5割台にとどまった
ことから、市教委は「学力向上の取り組みを一層充実させたい」としている。
(2)全国学力テストの8種類の試験すべての正答率が全国平均を下回った
大阪府の各教育委員会は、文部科学省に2008年度の教育予算の増額や、
教員の増員などを求める緊急要望を提出した。府教委のほか大阪市、堺市
教委、大阪府町村教育長会などが連名で提出した。
(3)学校法人慶応義塾は2011年4月をメドに横浜市青葉区に男女共学の小中
一貫校を開設すると発表した。1学年4クラスで定員は約千3百人になる見通し。
小学1年生から募集を始め、段階的に生徒を増やす。
(4)英語で一般教科を教える私立の「リンデンホール小学校」を運営する都築育
英学園は中学・高等部を順次開校する。小学校の第1期生が卒業する2010
年4月に中学部を開校する。
(5)ベネッセコーポレーションが8日発表した2007年9月中間期の連結決算は、
経常利益が前年同期比3%増の2百73億円だった。主力の通信講座「進研
ゼミ」を手掛ける教育事業は在籍者数が減り落ち込んだが、語学事業の伸び
が寄与し中間期の過去最高益を更新した。
(6)ベネッセコーポレーションは2008年春から1年間、未就学児向け通信講座
「こどもちゃれんじ」の人気キャラクター“しまじろう”を使って未就学児に保護
者と一緒に自然に親しみ環境の大事さを学んでもらうイベントを開く。
(7)第25回サービス業総合調査で、学習塾・予備校の売上高は5.2%増だった。
次年度も5.9%増を見込み成長が続くとみられる。少子化という逆風の中、2002
年に導入された「ゆとり教育」で、学力不足を懸念した父母らに、塾を積極的に
利用しようという動きが広がっている。