お役立ち情報【2007/07/11】
2007年07月11日
(1)中学受験を考えている全国の小学生のうち、6割は母親が受験を提案していること
が明らかになりました。また、子どもが受験を考え始める時期については小学4年
が最も多く40.8%でした。受験する学校を子どもが選ぶ際に重視する点は、「通
学のしやすさ」が63.2%、「中高一貫校かどうか」が54.2%でした
(2)総務省の家計調査によると、子ども向けの消費支出が全体の消費支出に占める
割合は、前年に比べ2.5%増加しました。また、その3分の2を、私立中学の授
業料や塾の月謝などの教育費が占めています。
(3)2009年4月から教員免許に有効期限が設けられます。更新に必要な講習につ
いては、指導力だけでなく、「対人関係」や「使命感」など、教員としての質を重視
するものとなる方針です。
(4)仕事を持つ母親が、PTAの活動に意欲的であるにも関わらず、時間的な制約の
ため思うように参加できないケースが多いことが指摘されています。専業主婦ら
の理解、学校側の配慮、PTA運営の工夫、企業の対応など、多方面からの努力
が必要となりそうです。
(5)高校の学校説明会において、問題の解き方を教える模擬授業や、実際に部活
動に参加する体験入部など、参加型の説明会が増えています。
(6)講師の7〜8割を大学生アルバイトが占める「スクールIE」は、講師の指導力の
底上げを図るため、アルバイト講師に授業の要点を教えるインターネットプログ
ラムを導入しました。
(7)小学生の理科離れが指摘されていることを受けて、自治体が地元の大学生な
どを支援員として派遣する取り組みが進んでいます。実験にあてる時間が不足
する中で、授業内容の充実が期待されています。
(8)お風呂で遊びながらことわざなどをおぼえられる新しい知的玩具がピープルか
ら発売されました。
(9)PTAの活動に積極的に参加する父親が増え始めています。ITの活用や、夫婦
間の分担によって活動しやすくなったことが評価される反面、企業側の理解な
ど、課題も多く残されています。
(10)進学塾に通う小学生の間で、キャスター付きのキャリーケースで教材を持ち運
ぶ光景が見られるようになりました。ゆとり教育導入以降、学校での学習の不
足を補う塾の教材が厚く重くなったことや、塾に通い始める時期が早くなってい
ることがその一因とみられます。