オンラインやスマホの危うさ⑤
2022年10月27日
またこの本では,「オンライン」と「スマホ」で脳への複合的リスクがいっそう高まることについての警告がなされています。その根拠の1つが2013年度に仙台市で実施された「標準学力検査」と「生活・学習状況調査」の結果です。これによると,「携帯・スマホを使う時間が長い生徒ほど,成績が悪い」などのデータが出ているようです。その他「LINEなどのインスタント・メッセンジャーは,学力の押し下げ効果が大きい」「スマホで調べるのと,紙の辞書で調べるのとでは,『記憶の再生力』が違う」「スマホを使いすぎる子は,3年で大脳全体の発達が止まってしまった」などの内容が書かれています。
塾においては,わかりやすく勉強を教えることと共に,「スマホなどとの上手な付き合い方の指導」も大切なのかもしれません。