2020年12月16日
そして、その話を受けて、哲学者 内田樹(たつる)氏は、「労働の本質は雪かきにある」と述べているそうです。それはどういうことでしょうか。 雪かきをする人は、雪かきをしているところを多くの人から目撃されることはありません。人々が仕事に行くときには、既に雪かきは終わっているからです。そして、その奇麗に雪かきされた道を、みんな当たり前のように歩いて出勤します。誰かが雪かきをしなかったら、凍り付いた雪に足を滑らせて転ぶ人がいるかもしれません。