社長ブログ、笑いと涙の奮闘記

松本市立旭町中学校「桐分校」

2011年05月20日

この分校は日本で唯一の刑務所の中にある中学校です。この学校に
来る生徒は皆、子供の頃に悲惨な生活を送ってきた受刑者です。

その多くの人が義務教育が未修了で読み書き、計算がろくにできな
いためまともな職業に就けず、犯罪などに走ってしまったそうです。

そのような過去を持つため、この学校に入学を志願する生徒の学習
意欲は非常に旺盛で、盆と正月以外は毎日夜十時まで勉強するのだ
そうです。

そのような生徒さんが卒業を前に、こんな感想文を書きます。学べ
ることのありがたさを一般の中学生にもぜひ伝えたいものです。

「ひとつ学べばひとつ世界が広くなる。ふたつ覚えればふたつ世界
が広くなる。こう考えると、学ぶことは人間として一生の仕事だと
思えてくる。人間は生涯、勉強が必要です。」