責め心のない注意(1)
2011年04月28日
先日、スポーツジムに行ったとき、考えごとをしながら歩いていた
もので、土足では歩いてはいけない所を靴のまま入ってしまいました。
突然ある人から「お前なにしてんねん。ここは土足禁止だぞ」とど
なられてしまいました。
「すみません。うっかりしていて…」とわびて、すぐに靴をぬいだ
ものの、気持ちはすっきりしませんでした。
「何もそんなに厳しい言い方をしなくてもいいのに…。」という感
じでした。
2011年04月28日
先日、スポーツジムに行ったとき、考えごとをしながら歩いていた
もので、土足では歩いてはいけない所を靴のまま入ってしまいました。
突然ある人から「お前なにしてんねん。ここは土足禁止だぞ」とど
なられてしまいました。
「すみません。うっかりしていて…」とわびて、すぐに靴をぬいだ
ものの、気持ちはすっきりしませんでした。
「何もそんなに厳しい言い方をしなくてもいいのに…。」という感
じでした。
2011年04月27日
では、食事をしながらテレビを見るのはどうでしょうか。
私もついついしてしまいますが、これも良い行為ではないようです。
食事はその食事を作ってくれた人や生産者のことも考えながら、しっ
かり味わって食べるべきだそうです。テレビを見ながらの食事は、
そのおいしさをじっくり味わうことはできにくいものです。
現代人は皆忙しさにまぎれ、あたふたと過しがちですが、何事も1
つ1つのことに集中してやることがかえって大切なのかも知れません。
2011年04月26日
道を歩きながら、また自転車に乗りながら携帯電話をかけている人
は、一度に2つのことをしているので一見合理的なように見えます。
しかし、電話に夢中になると、人にぶつかったり、事故を起こす危
険性が高まります。
また見た目も美しくありません。
人が「美しい」と感じる姿は、1つのことに集中している時です。
そういったことからも1度に2つのことをするのは好ましいもので
はないようです。
2011年04月25日
私は、この言葉を日々心がけています。
この言葉に対する私の解釈は、「同時に2つのことをするのは見苦
しい。たえず、1つのことに全力をあげて行動しよう」というもの
です。
これが簡単そうでなかなかできないことです。
例えば、携帯電話をかけながら道を歩いている人と、立ち止まって
かけている人がいたとします。
皆さんはどちらの人の方を「美しい」と感じますか。
2011年04月22日
先日、知人からのメールで「東北の被災地で自転車が不足している。
自宅に不要になった自転車があったら被災地に送るので提供して欲
しい」というのがありました。
たまたま会社にスタッフが持ち込んだ自転車がありました。そのス
タッフが「喜んで提供します」と答えてくれたので、それを送るこ
とにしました。
その後、被災地から「とても助かりました」という報告がありました。
「人が喜んでくれることをする」ということはとてもうれしいこと
ですね。
2011年04月21日
永守氏は、「三十年あまりの会社経営で得た、教訓の一つは『問題
は必ず解決できる』」だそうです。
今まで、解決できなかった問題は1つもないし、開発できなかった
製品は1つもないそうです。
その秘訣はただ1つ「途中で絶対にギブアップしない」ということ
だそうです。
それが「できるまでやる」という精神です。
私自身を見つめてみると、やはり今までの人生の中で、「途中であき
らめてしまった」ということもありました。この言葉を聞くと、今後
はもう少しねばり強くやろうと決意しました。
2011年04月20日
人間だれしも「めんどうなことやいやなことは後回しにしたい」と
いう気を持っています。
しかし、その気持ちに支配されてしまうと、すべてが後手後手に回
り、人生も会社経営もうまくいかないことが多くあります。
「すぐやる!」の一番基本となるものが「朝起き」です。
「目がさめたらパッと起きる」のが基本ですが、なかなかできない
ものです。目がさめてもすぐに「あと5分」とか「昨日は少し遅かっ
たからもう少し寝よう」とか理由をつけて二度寝をしたりします。
私の課題はまずそれからなのですが、なかなか完璧とはいきません。
2011年04月19日
それは、「こういう考え方や習慣を持つ人とは一緒に仕事をしたく
ない」という内容のものでした。
私自身もその当時はかけだしでいろいろなタイプの社員が入社し、
困ったことも多かったので、入社面談のときにそれをまねたものを
作り、説明していました。
それは次のようなものです。
1.言うことは一人前だが行動で示そうとしない人
2.困難なことから回避して、安易に事を解決しようとする人
3.日々、人間性や仕事の能力を高めていこうという意志のない人
2011年04月18日
この言葉は、だれの言葉かご存知ですか。
会社設立から32年たった2005年にはグループ企業110社、社員数9
万名にまで成長させた「日本電産」社長の永守重信氏の言葉です。
氏は京都出身ということもあり、私は京都で今から30年も前の会社
設立間もないころにその講演を聞いたことがあります。
今でもその講演の中での話を覚えていますが、それは仕事への強い
想いがこもった印象的なものでした。
その時、「日本電産社員心得」なる小冊子をいただきました。
そこには「去って欲しい社員の条件」というものが書かれていました。
2011年04月15日
この組織は物事の決断に中央政府を通さなくても良いという独立機
関です。
クントロ長官の下で当初50人のスタッフが縦横無尽に復興のために
活躍しました。
このときのスローガンが次の3つです。
「とにかくやる」
「すぐ対応する」
「まちがえたらすぐ修正する」
非常時には強力かつ有能なリーダーの断固たるリーダーシップが大
切です。
日本の復興もこのような組織とリーダーが必要だと感じます。
2011年04月14日
2004年12月に起きたスマトラ沖地震(M9.1)は22万人以上の死者
を出しました。
一番被害のひどかったのはインドネシア西部アチェ州で、そこでの
死者は全体の3分の2も占めました。
しかし、ここでは全世界からの支援を受けながら、たった3年で復
興を果たしました。
その原動力になったのが、発生111日目にユドヨノ大統領が作った復
興再建庁(BRR)です。
2011年04月13日
また着物にとどまらず、扇子やかんざしなどの小物の美しさにもビッ
クリしました。それらは、こまかいところまで気を配る日本人の美
意識の象徴という感じがしました。
今日本は東日本大震災や原発からの放射能などの問題でまさに瀕死
の重傷を負っています。
このような時に、日本の伝統に触れると、「絶対に日本や日本文化
を守らねばならない」という気になりました。
舞妓さんや芸妓さんもこのようなおどりを通じ、「日本を守る」こ
とに一つの役割を果たしているのだろうと感じました。
2011年04月12日
初めて見てその美しさや日本文化の奥の深さに感激しました。
舞妓さんや芸妓さんはおどりの修業をそうとう厳しく積んでいるよ
うで、ピタッと動作がそろい、とてもあでやかなものでした。
私が小学生だった頃は、日本舞踊や三味線、唄いなどは退屈そのも
のでした。
しかし、今これを見て、その「粋な世界」に感動しました。
2011年04月11日
88才の母がこの震災の影響で京都に来ています。毎日家の中で過ご
すのも退屈だろうと、京都四条を下がったところで開催されている
宮川町の第62回「京おどり」に連れていきました。
第62回というと私が生まれた翌年に始まったことになります。
私自身は京都に40年もいますが、このようなおどりを見るのは恥ず
かしながら初めてです。
2011年04月08日
さらに捨てられた稲苗を拾い、これを荒れ地に植えます。そこから
とれたもみを翌年植え、米を収穫します。そのようなコツコツとし
た努力を積み重ね立派な農業指導者に成長します。
金治郎はこのようにどんな困難でも乗り越え、たくましく生きまし
た。このような姿にとても感動します。
私が好きな金治郎の言葉の中で「たらいの水」という話があります。
私はこれをとても気に入っています。
「たらいの水を手でこちらに引き寄せようとばかりすると、水はど
んどん逃げていってしまう。逆に向こうへ押しやろうとすれば、い
ずれ戻ってくる。このように我欲を持てば金銭も物質も幸福も逃げ
る。しかし人のためにと向こうに押しやれば、自分の方にかえって
くる。」
2011年04月07日
1978年に今の神奈川県小田原市に生まれた二宮尊徳(幼名金治郎)
についてご存知でしょうか。
金治郎が4才のときに大暴風があり、酒匂川が氾濫し、父は田畑を
失います。その後の無理がたたり、父は47才、母は35才の若さで世
を去ります。
母の死後、残された兄弟はちりぢりになります。
金治郎は働き続けの中でも学び続けます。深夜に本を読んでいると、
伯父から「油がもったいない」と叱られます。
そこで金治郎は友人から菜種を借り、それを土手にまき、収穫した
菜種から油をとり、それで勉強を続けます。
2011年04月06日
以上のように、私はたった1件の振込みのために無駄に1時間も費
やしてしまいました。
一般企業の新入社員でも社会保険などの諸々の会社の負担分を考え
ると、1時間当たりの時間給は2千円以上になります。
私が費やしたこの無駄な1時間をこの銀行が保証してくれるわけで
はありません。
自分たちも非能率な時間を費やすとともに、同じことでお客にも迷
惑をかけるこのようなことに対し、とても無頓着なことだと感じま
した。
少なくとも一般の会社で、このような仕事ぶりをすれば、あっとい
う間にお客を失い、消えてなくなってしまうこともありえます。
このような事例を他山の石として、もっともっと良い会社にしてい
こうと感じました。
2011年04月05日
数日後に差額分を返していただこうとまたその銀行に出向きました。
振込みを2回に分けざるを得なかったので、振込用紙の控えを2枚
持って行きました。
5分もすればすぐ返金してもらえると思っていましたが、奥の方で
何名かが何やら相談しており、一向にらちがあきません。
20分ほどたってから、担当らしき人がきて、「2枚のうち1枚は返
金に応じられません」とのこと。その後、事情を話してようやく2
枚ともの返金を認めてもらいました。
「なぜ初めにその事情を聞いてくれなかったのか」ととても不思議
でした。
ここでも30分以上の時間の無駄となってしまいました。
2011年04月04日
先日、ある銀行のシステムがダウンしました。「もう混乱は治まっ
ただろう」と思って次の日にその銀行の窓口に振込みに行きました。
言われるままに書類を書いて振込み窓口に出したところ「この振込
みはお受けできますが、翌日になるか、翌々日になるかわかりませ
ん。お急ぎなら他行へ行ってください。もし振込みの差額が出るよ
うでしたら当行でその分をご負担します。」とのことでした。「そ
れならそうと、最初から言って欲しかった」と思いました。
ちょうど真向かいに他の銀行があったので、しぶしぶそちらに行く
ことにしました。ここでロスした時間は30分でした。
2011年04月01日
花粉症の季節まっただ中ですが、皆さんはいかがでしょうか。
私は10年前くらいに発症し、毎年悩んでいます。今年こそは軽症で
抑えようと、12月くらいから漢方薬を飲み、その症状に備えました。
そのおかげか、3月初旬までは何とかなっていましたが、中旬にな
ると、例年のように目がかゆくなり、鼻水も出るようになりました。
薬の量を増やしたり、鼻うがいの器機を使ったりしましたがいっこ
うに直りません。
そこで、花粉症の原因は免疫系がこわれることだと思い出し、思い
切って禁酒をすることにしました。お酒の楽しさより花粉症のつら
さが上回っていたからです。
結果は、というと「大正解」。翌日は症状がぐっとおさまりました。
どうやら私の花粉症は、毎日の大酒が一番大きな原因だったようです。