社長ブログ、笑いと涙の奮闘記

能力アップのひけつ(3)

2010年08月31日

それは仕事や勉強ととても良く似ています。

仕事で能力を上げていく人は、たえずマイペース+αの仕事に挑戦
している人です。そうでない人は上司から新しい仕事や少し難しい
仕事を依頼された場合「まだやったことがないので無理です」とか
「時間がないのでできません」などと難色を示しがちです。

しかし、向上心のある人は素直に「はい、わかりました。挑戦しま
す」などと答え、少し苦労してでもやりとげます。

仕事上の能力やスピードはこのとき作りあげられるのです。

能力アップのひけつ(2)

2010年08月30日

さて先日、かの有名なマラソンランナーQちゃんを育てた小出(こ
いで)監督の書いた「毎日走っていてもフルマラソンは完走できな
い」という本を読んで大きなショックと発見をしました。

小出さんの主張は「毎日5〜10Kを自分のペースでトコトコ走って
いるような練習方法では30km付近で足が動かなくなり、完走できな
い」ということです。

なぜそうなのか、ではどうすればいいのか、を知り納得しました。

能力アップのひけつ(1)

2010年08月27日

最近私はフルマラソンに挑戦するため、週3回くらいは10kmくらい
のジョギングを行っています。自分のペースでトコトコと走ってい
ますが、体調も良く満足していました。

周りの人は「10kmを走る」ということにビックリしますが、最初は
ウォーキングから始め、次に歩いたりジョギングを混ぜるというよ
うにすると、だんだんと長い距離を走ることができます。

これは勉強の習慣のない人がだんだんと勉強になれていくのと同じ
で、始めは10分でもいいから机に向かうようにし、その後15分20分
と時間を伸ばしていくような感じです。

生活の中の数学(2)

2010年08月26日

また、最近書店などで売っている地図にも大きな変化が起こっています。

登山などでは、大きく開いて使う地図などが良く使われます。使っ
た人はおわかりになると思いますが、これは畳みにくいものです。

これを改良して使いやすくしたのが、数学者の三浦先生が開発した
「ミウラ折り」です。

「ミウラ折り」では畳んだ形が従来のような長方形ではなく平行四
辺形です。こうすると広げたり畳んだりする力が少なくてすみ折り
畳みがすごく楽になるそうです。この技術は宇宙空間で太陽光で動
く飛行船の太陽光パネルにも応用されているそうです。

単なる紙の折り方にも「数学」が使われているのでビックリです。

これらの話題は数学の授業の際の小ネタとしても使えるかも知れません。

生活の中の数学(1)

2010年08月25日

私たちの生活に使われているものの中には、数学の図形の知識が応
用されたりしていてなかなか興味深いものがあります。

例えば、コンビーフの缶です。コンビーフの缶だけが他の缶詰と違っ
て、なぜ台形をしているのでしょうか。これは理科の圧力とも関連
しています。コンビーフのようなぐにゃぐにゃしたもので、しかも
液体でないものは、缶につめるとき、円筒形の缶では空気が入りや
すいのです。しかし缶を台形にして面積の広い方の面からコンビー
フを詰めると、下の方でギュッとしまり、空気が入りにくくなります。

コンビーフは空気に触れると変色しやすくなることから、このよう
な方法が開発されたとのことです。

アメリカ企業の人材戦略(2)

2010年08月24日

さらに学卒者と将校では大きな違いがあります。

将校は命を失いかねない戦場で予測不能な突発事態にも対応したと
いう経験をもっているところです。その点を指摘して、ウォルマー
トのリクルート担当部長は「彼らはすでに世界に通用するリーダー
の資質を備えている。あとは小売業について教えさえすれば良い」
と述べているそうです。

今の日本の若者は「覇気がない」とか「草食系」とか言われています。

日本が世界の中で戦える人材を育成するには、何か困難なことを乗
り越えるような経験を積んでもらうようなプログラムが必要なのか
も知れません。

アメリカ企業の人材戦略

2010年08月11日

大前研一氏の「民の見えざる手」を読んでビックリしたことの1つ
に「アメリカ企業の人材戦略」があります。

アメリカ企業では最近、一流大学の出身者を採用しなくなっている
そうです。なぜかというと、その手の学生はエリート志向が強いあ
まりリスクをとりたがらない人が多いからだそうです。確かにそう
いう人の中にはいわゆる「頭デッカチ」の人も多いことでしょう。

では、どんな人を採用しているのでしょうか。

それはズバリ、イラクやアフガニスタンでの駐留経験を持つ若い
「将校」だそうです。

彼らの年齢は20代後半〜30代前半です。そして大卒ですぐに企業に
入った人に比べ、若くして多くの人間を率いたという経験を持って
います。

さらに学卒者と将校では大きな違いがあります。

将校は命を失いかねない戦場で予測不能な突発事態にも対応したと
いう経験をもっているところです。その点を指摘して、ウォルマー
トのリクルート担当部長は「彼らはすでに世界に通用するリーダー
の資質を備えている。あとは小売業について教えさえすれば良い」
と述べているそうです。

今の日本の若者は「覇気がない」とか「草食系」とか言われています。

日本が世界の中で戦える人材を育成するには、何か困難なことを乗
り越えるような経験を積んでもらうようなプログラムが必要なのか
も知れません。


さて、小社では明日から夏期休暇に入ります。私のブログは24日か
ら再開させていただきます。

日韓逆転(3)

2010年08月10日

韓国政府にしても、その中枢では民間企業出身者の比率が高まって
いるそうで、その最たるものは、李明博大統領だそうです。

氏は現代建設という大手企業の社長を務め、ソウル市長も経験して
いる経験豊富で不屈のリーダーシップを持っている方です。

過酷なビジネスの第一線に立ち、修羅場をくぐり抜けてきたこのよ
うな人材群が韓国政府を率いています。

翻って日本の現状はどうでしょうか。

英語、ITへの取り組み、政府要人や官僚のレベルはどうでしょうか。

日本は韓国にいろいろな面で逆転されても当然のように思えます。

私はこのような日本の現状は塾や私学にとってチャンスだと思いま
す。世界を相手に活躍できる人材を育成することに力を注げばいい
のではないでしょうか。

日韓逆転(2)

2010年08月09日

このような激しい受験戦争で鍛え抜かれた韓国の学生は、ハングリー
でとてもたくましいと感じられました。

また韓国では、1998年に就任した金大中大統領が国を挙げて「英語」
と「IT」を強化しました。そのため、韓国人の留学先は従来の日
本からアメリカに大きくシフトし、韓国人の英語力は飛躍的に向上
しました。

サムスン電子の入社ではTOEIC900点以上が必要だそうで、そういう
社員がBRICsなどに3千人以上派遣されているそうです。

こんな話を聞くと、日本は明らかに韓国に先をこされていると感じます。

日韓逆転(1)

2010年08月06日

数年前に月刊私塾界のツアーで韓国の教育事情を視察したことがあ
ります。

韓国では就職競争が激しく、サムソンなどの一流企業に入れた人と
そうでない人とでは給与に雲泥の差があるのだそうです。

そのために大学入学のための競争が激しく、予備校も大繁盛です。

私は団塊の世代で、一浪して1968年に京大工学部に入りましたが、
その頃の受験戦争はとても厳しいものでした。

韓国の予備校の視察では、韓国のそれは、正にその頃の日本の過酷
な受験戦争そのものという感じがしました。

「安売り」は妙手か?(2)

2010年08月05日

それは「価格と価値の混同である」と大前研一氏は「民の見えざる
手」という著書で述べています。

つまり、このような手法を用いると、顧客は「なんだ130円のマック
は65円以下の価値しかなかったのか。今までだまされていたわけだ。」
と思う傾向があるそうです。

塾業界でも、安い塾が出てきていますが、それはそれなりに戦略を
ふまえての進出だろうと思います。

もし、近隣の塾がそれにつられて、今までの価格を下げてしまった
らどうでしょうか。

きっと保護者から「今までの月謝は何だったのか」というクレーム
がくるかも知れません。このような場合には「買っている人がその
価格を払うだけの価値がある」と思ってもらうような商品にしてい
るかどうかがポイントだそうです。

確かに今、伸びている塾はそんなイメージを保護者に与えつつ運営
しているように思えます。

「安売り」は妙手か?(1)

2010年08月04日

「もの」が売れなくなると、多くの人は「安売り」を考えます。
「できるだけ安い方が売れるはずだ」と考えるからです。しかし値
下げをすれば、より多く数量を売らないと元すらとれません。

大半の商品は10%値下げすると2倍の数量を売っても利益は減少し
てしまうと言われています。

日本マクドナルドは1998年に「デフレ宣言」をし1個130円のハン
バーガーを65円で売りました。ところが売上げは逆に減少しました。

なぜこういったことがおこるのでしょうか。

これからの日本の景気

2010年08月03日

よく「景気は○年ごとに循環する」などと言われています。

これは真実なのでしょうか。

真実だとすれば「しばらく耐え忍べば、そのうち業績は持ち直す」
とか「努力すれば、もっともっと売れる」という考えも成立する
でしょう。

これに対して「景気はこの先もずっとよくならない」と考える人
もいます。

その根拠は「日本は少子高齢化が加速しており、労働人口は毎年
40万人ずつ減少している」ということです。このため経済規模も
雇用、税収も減る一方となります。

悲観的かも知れませんが、私は後者の方が正しいように思います。

この考え方をベースにして、「では将来をどう生き抜いていくか」
について考えていきたいと思います。

これからの日本(2)

2010年08月02日

さて、そのボランティアの方の話によると、最近はまず、このよう
な根気のいる工作に興味を持つ子が減っているというのです。さら
に、いざ作る段になったとき、糸を結べないとか上手に紙を貼れな
いとかハサミで紙を切るにしても、まっすぐは切れるが、丸く切る
ことはできないなど信じられない事態になっているようです。

このようなことを聞き「手の器用さで他国と差をつけてきた日本の
将来はどうなるのだろうか」ととても心配になりました。

家庭や地域での教育力がずい分と落ちているのかも知れません。