社長ブログ、笑いと涙の奮闘記

ルーズベルトの選挙ビラ(1)

2010年06月30日

生きていく上において「交渉」はついて回るものです。「私は交渉が苦手です。」
と言ったところで得することは何もありません。むしろ自分の弱みを相手に見せて
しまうことで交渉はますます不利になります。

さて、1912年の米大統領選挙のことです。セオドア・ルーズベルトの選挙対策
責任者は、ルーズベルトの写真が載ったビラ300万枚が刷り上がったとき、大失
態をしたことに気付きました。
そのポスターについては、写真家から写真使用の許可を取っていなかったのです。

このような場合、著作権法上では写真家は1枚につき最大1ドルの使用料を
請求できます。もし請求されていたら、300万ドルもの大金を支払わねばなりま
せん。

もちろんビラを刷り直すにも多額の費用がかかるし、時間もありません。
さあ、この責任者はどうしたでしょうか。

世の中の変化

2010年06月28日

先日、群馬の田舎に帰ったとき、「アレッ」という出来事に出
合いました。

実家の母が使っている電化製品がこわれたので近くの大型家電
ショップへ行って、カードでそれを買おうとしたのです。しか
し、店員さんがそのカードをレジで通そうとしても受け付けな
いのです。もう一枚のカードを出しても同じなのです。私はあ
せりました。「口座に残高が足りないのか」とか「どこかで不
正に使われて限度額を超えてしまった」とか…。

京都に帰って、カード会社に問い合わせると、その理由がわか
りました。京都在中の人が500km離れた群馬で使ったので怪しま
れてしまったのです。聞くところによると最近カードのトラブ
ルが多いとのことです。日本もだんだんと物騒な世の中になっ
てきたのでしょうか。

説得力ある身なり(2)

2010年06月25日

観音菩薩について考えて見ましょう。

観音様はきらびやかに着飾っていて、とてもおしゃれです。そのよ
うなお姿でいるので、説得力があるというのです。だから、服装や
身なりはとても大切だというのです。これを塾にあてはめて考えて
みましょう。保護者面談のときの担当者の身なりや言動、しゃべり
方が、みすぼらしいものであったらどうでしょうか。いくら話す内
容が立派だったとしても、保護者は納得して聞いてくれるでしょうか。

服装、身のこなし、あいさつ、話し方などの大切さは、こんなとこ
ろにも影響してくるのですね。

説得力ある身なり(1)

2010年06月24日

あるエッセーを読んでいて、「なるほど」と思う考えに出合いまし
た。「説得力や影響力のある人物になるには、身なりも重要なファ
クターである」というのです。

一般的には「説得力」というと「話し方や内容が大切」ということ
で「身なり」までには言及しません。しかし、考えてみればみすぼ
らしく、不潔な格好をした人がいくら素晴らしいことを言ったとし
ても相手は真剣に聞くことはまずないでしょう。

時々「あの人は押し出しが足りない」ということを耳にしますが、
それは上記のような人のことを言うようです。

外食に気をつけましょう(2)

2010年06月23日

安さを売りものにした回転寿司も要注意なようです。

ネギトロなどにはいろいろな部位の肉が混ざって入り、見た目を良
くする添加物や着色料、酸化防止剤が入ったものもあるようです。

ウニも薬くさいものがありますが、それは腐りにくくするために入っ
ているミョウバンの味です。

意外ですが、最も注意すべき食べものは、無料で食べられるガリだ
そうです。天然のショウガなら体にいいですが、そういうところの
ガリには着色料や保存料がたっぷり入っているため、食べすぎはか
えって体に悪いそうです。

どんな食べ物も「安い」というだけで飛びついてしまうと、体をこ
わしかねないので注意が必要なようです。

外食に気をつけましょう(1)

2010年06月22日

世の中はデフレ時代。ちまたには250円弁当などもあふれています。

中味はハンバーグや揚げ物が多いようです。ハンバーグには、どん
な肉のどんな部位が使われ、つなぎには何が使われているのでしょ
うか。あえて味を濃くし、安い肉のくさみを消しているのかも知れ
ません。

揚げ物も外見を立派に見せるため衣をたっぷりつけ、2度も3度も
揚げているものも多いようです。すると油分を多く含む揚げ物とな
り、まともに食べるとメタボまっしぐらということになります。

中国事情(2)

2010年06月21日

中国では「土地はすべて国のもの」なのです。だから、国民や企業
はすべて「土地を国から借りている」ということになります。その
ため、国が「ここに広い道路を作りたい」と思えば、そこに住んで
いる住人を簡単に移住させることができるのです。あとは国の命令
で工事が進むのでアッという間に何でもできあがってしまうという
わけです。

正に「恐るべし中国」です。

直感的に「まだまだこの国は伸びる」と思いましたが、一党独裁と
いう政治はどうなのかなという気もしました。

中国で何か大きな事件が起きれば、国中混乱になり、世界中に大き
な影響を及ぼすことになりかねません。

中国事情(1)

2010年06月18日

10年程前に中国の上海に行ったことが私はあります。その時は「街
に自転車があふれ、ゴミゴミしてほこりっぽく美しくない」という
印象でした。

今回北京に行ってビックリしました。街がとてもきれいなのです。
聞くところによると、オリンピックの前に何兆円ものお金をかけて
街を大改造したとのことです。
オリンピックスタジアムの写真はこちら↓
https://www.tsumugi.ne.jp/photo/torii/100617/photo_268.html

なぜ短期間にそこまでの大改造ができるのかを観光ガイドさんに聞
きました。その答えにビックリしました。

砂漠に植林ボランティア(4)

2010年06月17日

このようなボランティア活動で感じたことは次のようなことです。

1つは、何事も実際に体験してみないことには本質はわからないと
いうことです。今回は実際に時間をかけて、砂漠まで足を運び、こ
の体で砂漠を感じてきました。砂漠緑化の大変さを理解するととも
に「やればできる、(一歩を踏み出さねば)何も始まらない」とい
うのが先生の口癖だったそうですが、その言葉の意味が良くわかり
ました。今までの先生のく労を偲ぶことができました。

もう1つは、人の団結力です。全国から集まった初対面の人の集ま
りでしたが、同じ想いで行動し、共に助けあっていくうちに普通の
旅行団体とは比べものにならないくらい強い結びつきができました。
このような連鎖がうねりとなり、不可能だと思われることを可能に
していくのだとも感じました。これがその今回のチームです。
https://www.tsumugi.ne.jp/photo/torii/100614/photo_234.html

砂漠に緑化ボランティア(3)

2010年06月16日

先生は1年のうち3分の2は恩格貝に入り、緑化に専念しましたが、
惜しくも97才でお亡くなりになられました。その後も日本砂漠緑化
実践協会の手で緑化が続き、今日に至っています。

この写真は入植前と2004年の同じ土地の比較写真です。
https://www.tsumugi.ne.jp/photo/torii/100614/photo_235.html
これを見ると、いかに緑化活動が進んでいるかがわかります。

さて、現地の宿舎に入り、いよいよ植林活動の始まりです。宿舎で
はシャワータイムは1日で1回きりと少し不便な生活ですが、同じ
想いの人間集団なので、食事での会話もはずみ、すぐに皆仲良しに
なりました。

植林は砂漠にスコップで1m程の穴を掘り、そこにポプラの苗木を
うめます。
写真はこちら→https://www.tsumugi.ne.jp/photo/torii/100614/photo_233.html

2日間全員で500本程の植樹をしたり、枝の剪定をしました。これが
完成した植樹地です。
https://www.tsumugi.ne.jp/photo/torii/100614/photo_238.html

砂漠に植林ボランティア(2)

2010年06月15日

この場所は四国と同じくらいの面積があるクブチ砂漠の東の端にあ
ります。

地球上では毎年、東京都程の面積が砂漠化しているため、人口の増
加ととも緑の大地が減少することで将来の食糧問題が心配されてい
ます。

クブチ砂漠でも、この恩格貝あたりで砂漠化を食い止めないと、あ
と500年後には北京も砂漠におおわれてしまいます。また、日本に
飛んでくる黄砂の被害も年々激しくなることでしょう。このように
砂漠の緑化は地球規模の問題なのです。砂漠の現状はこの通りです。
地平線の向こうまで裁くが広がっています。
https://www.tsumugi.ne.jp/photo/torii/100614/photo_226.html

これは中国政府がその功績をたたえて作った先生の銅像です。中国
で日本人の銅像がたてられたのは先生が初めてです。
https://www.tsumugi.ne.jp/photo/torii/100614/photo_242.html

この砂漠の緑化は1991年から鳥取大学名誉教授の遠山正瑛(せいえい)
先生の手でスタートしました。何とその先生は84才でした。

砂漠に植林ボランティア(1)

2010年06月14日

以前にも書きましたが、私は社団法人である倫理法人会という会の
メンバーになって自分自身の資質向上に励んでいます。その会は、
中国のモンゴル自治区の砂漠に植林し、砂漠を緑の大地に変えよう
というボランティア活動もしています。

私は以前から砂漠の緑化に興味があったので、その活動に参加する
ことにしました。

その場所へは、まず北京から西へ500km行った包頭(パオトウ)という
都市まで行きます。そこからさらに160km離れた恩格具(オンカクバイ)
というところが砂漠緑化の基地になっています。

ホテルに入ると早速歓迎の儀式があります。杯に入っている60°近
くあるお酒を一気に飲むのです。
写真はこちら→https://www.tsumugi.ne.jp/photo/torii/100614/photo_218.html

腹八分の生活

2010年06月11日

人類は三百万年の歴史のうち、九割以上の年月を飢餓と闘ってきま
した。お腹がすけば血糖値が下がり、元気がなくなります。このと
き血糖値を上げて元気を出させるホルモンとしては、アドレナリン、
成長ホルモンなど十種類もあります。

一方、血糖値を下げるホルモンはすい臓から出されるインスリンし
かありません。このように人間は飢餓には強く、飽食に対しては弱
くできています。だから飢餓状態では病気にならないのに、飽食状
態では糖尿病になったりします。糖尿病にかかる人は、終戦直後で
はたった数百人だったのが、今や2千2百万人もいるそうです。そ
の他、高脂血症やメタボ、高血圧などの原因のほとんどは、食べ過
ぎにあるようです。

食べ過ぎを予防するには、朝食を軽くすることで、それには人参や
リンゴをジューサーでしぼったジュースなどを飲むのがいいようです。

これらの話は医学博士石原結實(ゆうみ)氏の著書からのものです
が、私自身も実行してみて、その通りだと感じています。

体をいたわる

2010年06月10日

大分市で鍼灸院を開いている山口隆一さんの話を雑誌で読みました。
その方は、脈を診るだけで、その人の体の具合がわかるそうです。
ソニーの井深大会長もよく診察を受けにこられたそうです。

その山口氏が最近心配されていることが、「体の冷え」だそうです。

現代人は生野菜、果物、ジュース、アイスクリームなどの冷たいも
のを食べすぎているそうです。胃袋が冷えると、その上にある心臓
も冷え、体全体が不調になるそうです。そのためお刺身を食べるに
も味噌汁とかおでんとか長く火を通したものを先に食べておくとい
いそうです。

これからますます冷たいものが欲しくなる季節になります。体の冷
えには気をつけたいものです。

子どもが好きな食べ物(2)

2010年06月09日

一位は焼肉です。二位はハンバーグ、三位はトリのから揚げ、四位
はピザ、五位はスパゲティミートソース、六位は日本のもの、七位
はラーメン、八位はカレーライス、九位はサンドイッチ、十位は
ギョーザだそうです。これを見て「なるほどな」と思いました。

さて六位は何でしょう。それは何と「回転すし」だそうです。

これらを見て感じるのは、脂肪分と肉やタンパク質ばかりの食事だ
ということです。

最近アトピーの子がふえたり、肥満になったり、生活習慣病の子が
いたりするのは、食べ物にも関係することと思います。塾では勉強
の指導も大切ですが、「塾通信」などを通じて「食育」についても
考えてもらうことが大切ではないでしょうか。

子どもが好きな食べ物(1)

2010年06月08日

皆さんは今どきの子どもが好きな食べ物のランキングをごぞん
じですか。これについては、東京都の小学5,6年生2千人程
について調べた資料があります。それは、「学校給食に何を出
して欲しいか」という調査です。

これによると、一位から十位のうち、日本食はたった1つだっ
たそうです。では、一位から十位までにどんな食べ物が入った
のでしょうか。

ミスを指摘する勇気

2010年06月07日

あなたは相手の人の顔にご飯粒やゴミがついていたり、服装の乱れ
があったとき、どのように対応しますか。人によってはあたらずさ
わらずでいるという態度をとる人がいるかも知れません。

私自身は、相手の小さなミスなどについては、それを指摘するのを
躊躇してしまいます。「よけいなお世話だ」と逆ギレされてしまう
のを恐れるからかも知れません。しかし、相手の人のことを思えば、
それを指摘してあげるのが本当の親切ではないでしょうか。

言葉を慎重に選びつつ、そんなときは、そのミスを指摘できる勇気
を持とうと思います。

限界に挑戦する

2010年06月04日

いろいろな人を見ていたり、自分自身のことを考えてみると、「限
界」についての考え方によって成長の度合いが違うことに気付きます。

何かまわりから仕事を依頼されたとき、「今の自分ではできそうに
もない。もしできなかったらかっこ悪いし、相手にも迷惑がかかる
から、その仕事はことわろう。」という人もいます。逆に「自分に
はできないかもしれないが、せっかく依頼してくれたので、挑戦し
よう。」と引き受ける人もいます。

どちらがいいか悪いかは別にして、大きく伸びる人は後者だと私は
思います。「できないかも知れない」という不安を抱きつつも「ハ
イ喜んで!」と言うのは勇気がいりますが、それは今の自分への決
別の宣言となり背水の陣への覚悟となります。そのように決意する
と、やらざるを得ないところに追い込まれますが、そこで火事場の
バカ力のようなものが出て、うまくいくものです。

私はこのようにして成長を続けてきたと信じているので、今後もこ
の姿勢を貫こうと思っています。

人生と手こぎボート(2)

2010年06月03日

もし、こいでいる人が過去にばかり気をとられ、こぐのを怠ったら
どうでしょうか。ボートは前に進みません。また、「進む方向に何
か障害物でもあったらどうしよう」と恐れ、こぐのをちゅうちょす
れば前に進みにくくなります。

人生で成功するには、過去のことは忘れ、今の一瞬一瞬を大切にし
て、前途をあまり気にせず、力いっぱいオールをこぐことに専念す
ることが大切なように思います。

この手こぎボートのイメージは私にとってとても興味深いものでした。

人生と手こぎボート(1)

2010年06月02日

私が毎月愛読している冊子の1つに(社)倫理研究所が発行してい
る「職場の教養」があります。その2010年5月号の中に興味深い一
文がありましたのでご紹介します。

それは「人生は手こぎボートと似ている」というものです。

公園の池にあるような手こぎボートをイメージしてみましょう。手
こぎボートをこいでいるときには、進む方向が見えません。逆にも
との方向ばかり見えます。これを人生に例えてみましょう。もとの
方向は過去で、進むけれど見えない方向は未来です。

守破離(2)

2010年06月01日

塾の生徒や企業の社員さんについても、この守破離を守ることはと
ても大切だと感じます。

「この人(生徒)は伸びる」と私が思うのは、その人(生徒)が私の指
示に「はい、わかりました」と素直に受け入れる素地をもっている
人です。

逆にそんな場合に、「社長(先生)は、そうおっしゃいますが、私は
違うと思います。私は私なりのやり方でやります。」というような
人は、その成長に限界があると感じます。

新入社員にしても生徒にしても、まずは先輩や先生の指示に素直に
従うことが大切だと思います。その後、自分なりのやり方やもっと
すぐれた方法を身につけられるように思います。