「めんどくさい」がはびこる社会(1)
2009年08月31日
仏文学者の 鹿島 茂 氏が、現在の日本を鋭く分析している文に出会い
ました。日本は資本主義の最も進んだ状態にあるとのことです。
本や雑誌が売れず、海外旅行に行ったり、洋画を見たりする若者が減って
います。
インターネットや携帯が生活の中心になり、好奇心が衰え、内向き、草食化
などが問題視されています。
これらをひとまとめにした言葉が「めんどくさい」です。
本を読むのも、旅行に行くのも、字幕を読むのも、さらには女の子とつき合うの
さえ「めんどくさい」と思う人がどんどん増えているというのです。
これは日本だけでなく、イタリアやフランスですら、女性を口説くよりアニメを
見る方がいいという人たちが増えているそうです。
さて、写真は御所に咲くサルスベリの花です。
しばし、目を楽しませて下さい。↓
https://www.tsumugi.ne.jp/photo/torii/090831/sarusuberi.html