リューマチと闘う人の話を聞いて(2)
2008年12月27日
その後、ステロイドという強い薬を使ったりしたため体中がぼろぼろになり
外に出ることもできず、引きこもりになってしまったそうです。
ついには死まで考えたそうですが、その時のお母さんの「体が動かなくても、
私がどんなにその世話で大変でも、私はあんたが息をしてくれているだけで
嬉しいんだよ。」という声で目が覚めたそうです。
その後は、自分のマイナスの感情や自分の存在価値を否定する心を転換させ、
「心を変えたら運命は変わる」ということに気づかれたそうです。
いまでもお体は完治されず、「このように話していても体中が痛むのですよ」
とニコニコした顔でおっしゃっていました。
私などは、膝をすりむいただけでも1日中イライラしてしまいます。
なんとこの方はすごい人なのだとつくづく感動しました。
こんなにつらい体を持っていても、日々たくさんの人々と会い話をし、
「人の力をお借りできさえしたら、私はどんなこともできる。私は幸せだ。」
とおしゃっていました。
それに比べ私は何なのでしょう。
ちょっとしたことでも不満を持ち、まわりに当たり散らしたり、「自分ほど
不幸な人間はいない」などとさえ思うこともあります。
早朝たった40分のお話でしたが、その感動は何日も何日も続いています。