「実感算数」でかけ算を指導しました
2007年05月31日
昨日は「実感算数」で近所に住む小1のKちゃんにかけ算を教えました。
「実感算数」の特色は九九を覚えさせる前にドット棒を使って「かけ算」のことを考えさせる点です。
例えば「5×6」なら「ごろく30」という九九を教えず、「5のドット棒6つ分はいくつになるかな」と質問するだけです。そうすると生徒は、次のように考えるのです。「5のドット棒が6つ並んでいるということは、10のドット棒3つ分だな。そうか、わかった。5×6=30だ」という具合です。
このようにして、Kちゃんは「8×8」について、「8×8は8×10より8が2つ少ないことだな。だから8×8は、80から16を引いて64だ」とやっていました。
これは見ていて感動ものです。
指導の様子は、下記をご覧下さい。写真はちょうど、以上のところをKちゃんがクリアしたときのものです。
https://www.tsumugi.ne.jp/photo/torii/070531/