善行院の福子(ふくこ)
2020年01月15日 文責:平野
2020年も明け、仕事始めから一週間が経ちました。皆さま今年も都麦出版をよろしくお願い致します。皆さまはこの年末年始どのようにお過ごしでしたでしょうか。今年はねずみ年ということで、私は金色のねずみの像「福子(ふくこ)」が置かれている、善行院(ぜんぎょういん)へ行ってきました。この善行院は、日蓮宗京都十六本山の大本山、妙顕寺の塔頭(たっちゅう)であり、御所の清涼殿に安置されていた妙見菩薩立像が祀られていることから、「西陣の妙見宮」、「西陣の妙見さん」と呼ばれ、地域の人たちから親しまれているそうです。また、京都市内には御所の紫宸殿を中心にして十二支の方角に妙見大菩薩をお祀りする「洛陽十二支妙見」があり、善行院はその一つで子(ね)の方角(北)に位置しています。そのため、この善行院から12ヶ所を巡る「洛陽十二支妙見めぐり」を始める方も多いそうです。お目当ての福子は境内の北側にある妙見堂に置かれており、開運や厄除け祈願に“福子”に触ってお参りされる方もおられました。私も家族の健康を祈りながら、福子をたくさん撫でてきました。
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