スタッフブログ!つむぎ内・外よもやま話

常林寺の萩

2019年09月19日  文責:平野

九月に入ってもまだ暑い日が続いていましたが、一雨ごとに季節が進み、この頃ではようやく秋の気配も感じられるようになりました。そろそろ夏の疲れも出てくる頃ではないでしょうか。体調など崩されませんようご自愛下さい。さて、九月といえばそろそろ萩なども美しく咲き始めているかと、「萩の寺」として有名な常林寺へ行ってきました。実はこの常林寺、弊社から徒歩15分ほどの鴨川沿いにあるため、前を通ったことは何度もあるのですが、中に入ったのは今回が初めて。門に一歩足を踏み入れると、そこは一面、萩の花で溢れていました。常林寺は浄土宗のお寺で、創建時は鴨川より西側に建てられていたそうですが、「天明の大火」と呼ばれる大火事により、焼失してしまったそうです。その後現在の場所に移り再建されたそうなのですが、ここは江戸時代に下関や神戸へ向かう勝海舟が常宿としていたのだそうです。教科書の中でしか知らない歴史上の有名人が、今自分がいる場所に実際に存在していたのだと思うと、非常に感慨深く、つくづく京都はすごいところだなぁと感じました。

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http://www.tsumugi.ne.jp/photo/yomoyama/20190919.html