背割堤の桜並木
2019年04月15日 文責:平野
4月に入り早2週間が過ぎましたが、弊社の近辺の桜はまだなんとか美しい姿を保っているもの、そろそろ葉の方が目立ってきているもの、いろいろです。今年の桜便りはさて、どこにしよう?と迷いつつ、ここ数年行きたいと思いつつもなかなか行けなかった、八幡市の淀川河川公園背割堤へ思い切って行ってきました。木津川と宇治川を分ける背割堤には川沿いに約220本のソメイヨシノが立ち並び、毎年この時期には1.4kmに渡って桜のトンネルを楽しむことができます。2017年には展望塔を有した「さくらであい館」もオープンし、上空からも桜のトンネルを楽しめるようになりました。この日はちょうど桜祭りの真っ最中で、お天気も絶好のお花見日和だったため、それはそれは大勢の人で賑わっていました。土手の斜面や、遊歩道の脇の原っぱでは、みなさんシートを敷いてお弁当を広げたり昼寝をしたりと、満開の桜の下でのどかな春の一日を満喫していました。しかしこの桜も、やはり昨年の台風21号のもたらした暴風雨のため、20本以上の木が被害を受けたとのこと。所々、やむを得ず根っこごと抜かれて、不自然に間が空いてしまっていたり、枝を切られている木などが目につきました。また、こういうイベントではいつも大量にでるゴミの処理が問題になりますが、ここにはゴミ箱は一切ありませんでした。ではゴミを捨てたいときはどうするかというと、会場内で販売されている有料のゴミ袋(可燃・不燃各1枚百円!)を購入しなければなりません。それがイヤなら持って帰ってねということのようです。確かにお祭りなどでよく見られる、ゴミ箱にゴミが山積みになって溢れているような光景は、美しい桜並木にふさわしくないもの。よく考えられたシステムだなぁと感心しました。
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