スタッフブログ!つむぎ内・外よもやま話

初弘法

2018年01月29日  文責:平野

2018年が始まり、はや1か月が経とうとしていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。今回は中学の歴史の教科書にも載っている、教王護国寺、いわゆる東寺にて毎月21日に開催されている弘法市へ行ってきました。

今回は特に年の初めの月ということで、「初弘法」と呼ばれ、年の終わりの12月に開催される「終い弘法(しまいこうぼう)」と並んで、特にたくさんの人で賑わうそうです。そしてそれは東寺に着くまでにすでに実感させられました。私はバスで東寺へ行こうと思ったのですが、東寺へ行くバスの停留所に人が溢れていて、「えっ!?この人達みんな東寺に行くの!?」と、びっくりしてしまいました。そのうえバスが来てもすでに満員だったりして、結局3台目のバスでようやく乗れました。

ギュウギュウのバスに揺られて、なんとか東寺に着きましたが、やはり予想通りすごい人!しかしここまで来たのだからと、まずはご本尊、薬師如来様にお参りをしてから、いざ露店巡りへ!よくある素人さんのフリーマーケットとは違い、実店舗を構える骨董品や着物を扱うお店も多く、時節柄おひなさまを並べているお店もありました。あとはやはり京都らしく「すぐき」などのお漬け物や、お茶、干し柿、ぎんなんまで有り、見るだけでも充分堪能出来ました。というか人が多すぎて、「ちょっといいな」、「もっとよく見たいな」と思っても、人に流されてしまい、立ち止まることも出来ない有様。私が行ったのはちょうどお昼ぐらいだったのですが、今度行く時はもっと早い時間に行かなければ!と心に刻んだ初弘法でした。
(写真はこちら:https://www.tsumugi.ne.jp/photo/yomoyama/20180129.html