疑問のかたまり
2015年09月04日 文責:川口
先日4歳を迎えた我が息子。
最近思うのは,知らないことに貪欲というか,
気になることが多いのでしょうね,
不意に厄介な質問を浴びせてきます。
「くうかん」って何?
突如こういうことを言うので,まったく油断なりません。
ん〜そうねー,
と束の間,働かないアタマを必死にフル稼働させるも,
結局,身振り手振りで,
「この,ここや…
この部屋,この広がってるとこ全部が,空間。
で,あの窓の外の庭も空間。で,…」
などと,腑抜けた説明をするのが関の山。
ふーん,と
釈然としない顔をしたまま
遊びを再開する我が子を見るたび
(もっとスマートな返しができれば……)
と忸怩たる思いに苛まれること,よくあります。
でも,コツというか
わかってきたこともあります。
子どもがわかっていることに
置きかえて説明すると,
子どもも自分も腑に落ちる。
子どもを見ていると,初めて向き合うものごとに対して,
これって,△△みたいやなぁ
○○に似てるねー
なんてことを,よく言っています。
実体験で得ている知識との類似や関連のなかで
「わかる」ようになっていくのだなぁ
と気付いてからは,
できるだけ,子どもに身近な喩えで説明しています。
いつの日か,
なるほど!
と言わせられるよう
「言い得て妙」を目指したいものです。