築地銀だこ
2014年11月25日 文責:塩原
京都でも,あちこちで見かけるお店「築地 銀だこ」
もともとは,スーパーの敷地内で始めた「粉もの屋」でしたが,
作り置きをしていて,味もいまいちで,経営不振だったそうです。
その後,商品をたこ焼きに絞り,社長さんが全国のたこ焼きを食べ歩い
て,現在の味にたどり着いたのだそうです。
売上は順調に伸びたものの,店舗数が増えるにつれ,たこの調達が
難しくなったとのこと。そこで,商社まかせであったたこの調達を
自社で行うようにしたそうです。
さらに,世界初,たこの養殖体制も整えているとのこと。
「銀だこは、たこ焼きに絞り込んで自ら退路を断ったので、逃げ道がな
かった。逃げ道がないからこそ、タコの調達など、常識にとらわれず
創意工夫ができたのだ」と,番組は締めくくられていました。
驚いたのは,「築地 銀だこ」が生まれたのは,群馬県ということ。
築地には社長さんが毎日足を運び,一時仕入れもしていたことから
名付けたそうです。
「銀」の字にも,いつか銀座に出店したいという思いが込められているそう。
社長さんの向上心が,その名に表れているような気がします。