moving sale いま,むかし
2014年10月17日 文責:川口
先月,引っ越しをしました。
同じ市内なので,移動は大したことなかったのですが,
事前のモノの整理が大変でした。
頑張ってかなり減らしたものの,
箱詰めされた荷物の多さには辟易してしまいました。
今もなお,部屋のあちこちで,段ボール箱が鎮座しています。
さて,荷物の整理をしながら,
ふと,"moving sale" のことを思い出しました。
随分昔に,一年ほどカナダに居たことがあります。
そこでは,ご近所で引っ越しがあると,
事前にガレージで家財道具などを売る
moving sale なるものが,よく開かれていました。
モノをタダで人に譲るにしても,
日本だと,とりあえずは目につくほこりやごみを除去して
差し上げるのが常かと思います。
「よろしければお使い下さい…」の精神です。
一方,カナダ。
大自然に抱かれたおおらかな国民性ゆえ,なのか
(こ,これ売るか??)
と驚くこと数多でした。
使い古されたボロボロのランニングシューズ,
アップリケにすら穴のあいたズボン,
果ては,用途不明な「なにか」…
どのお宅でも,それは見ているだけで楽しい,驚きの売り場でした。
「まぁ,気にするな!」の精神です。
そんなことを懐かしみながらも
現代の,日本の私は,
使わなかったモノや綺麗な不要品だけを
オークションサイトで出品したのでした。