スタッフブログ!つむぎ内・外よもやま話

隠語と刷り込みと

2013年08月20日  文責:川口

もうすぐ2歳を迎える息子は,この酷暑も関係なく
日々,ご機嫌に過ごしています。

さて,寝ているだけだった小さな人が
徐々に体力も知恵もつく段階になると,
それなりに厄介なできごとも発生してきます。

それは,彼の耳に入る「言葉」です。

妻との会話で,何気なく,
「先週の『デザインあ』,観た?」
なんて言おうものなら,
「あ!」「あっ!」「あーー!!」
息子は駆け寄って両手を突き出し,(見せろ!!)と催促します。

「そこのバナナ取ってー」
などと言うと,
「バナ!」「ちょだい!」「バナーー!!」
絶叫すること間違いなし。

抑制がきかないので,好きなものが話題に出てしまうと
全身全霊で欲するのです。
「え,今ご飯食べたとこでしょ?」
などと言って分かってもらえるわけもなく,
時に涙を振り絞って訴えることもあり,
(迂闊なことは言えない…)
と顔を見合わせる次第です。

そこで,隠語の登場。
「『デ』,観た?」
「バ,取って」
隠語というか,単なる略語が多いですが,
こんな風に子どもの好きなことはそれと悟られないよう
気をつけています。

逆に,テレビで野球中継があると,子どもを近づけては

おお?!ベイスターズって強いなー!
ベ イ ス タ ー ズ!
モーガンせんしゅって,かっこいーー!
モーガン! モーガン!

と,覚えさせたい単語をそれとなく連呼。
親のエゴ丸出しで,刷り込みに挑んでいます。