スタッフブログ!つむぎ内・外よもやま話

傑作

2013年07月26日  文責:塩原

映画「風立ちぬ」が公開されましたね。
とてもたくさんの方が観にいかれたとニュースで報じられていました。

映画の公開に伴い、この映画のプロデューサーである鈴木敏夫さんの
インタビュー番組が放映されていました。

いろいろと興味深い話が満載でしたが、特に印象的だったのは
この映画を企画したときのエピソードでした。

最初鈴木さんが監督の宮崎駿さんにこのストーリーの映画化を提案した
とき、宮崎さんは怒ったのだそうです。
その理由は、「アニメはメルヘンであって、戦争とは相容れない」こと。

それに対し鈴木さんは、「だからこそ、アニメにすべきだ」と言ったそうです。
「苦しむときに、傑作は生まれる」から。

これを見事に乗り越えた宮崎さんも、鈴木さんのこの発想も、感服の連続です。
私はまだ、予告編しか観ていませんが、いつか必ず観たいと思います。