スタッフブログ!つむぎ内・外よもやま話

賢いお土産

2013年07月05日  文責:塩原

あるレストランで食事をしたときのことです。
食事には、パンが提供されるのですが、食べられる限り何個でもOK
です。

パンのサイズが直径3cmほどと小さいので、気軽におかわりできると
同時に、いろいろな味を試すこともできます。しかもこのパンがとても
おいしいのです。

その時点で
「むむっ!?できる店。」
と思っていたのですが、極めつけが帰る際に訪れました。

「こちらは、お土産です。」
と、手渡されたのは、食事のとき提供されていたパン。
「明日のご朝食にどうぞ。」

ところが、お土産の数が人数と合いません。
どんなふうに分けましょうと、話し合っていると、店員さんが
「こちらは、女性の方へのお土産ですので、男性の方はごめんなさい。」
と説明してくれました。

確かに、お土産(特に食べ物)を歓迎するのは、女性に多い。
それに対し、男性の中には、荷物が増えてしまうことを歓迎しなかったり、
物への対処を面倒くさく感じている人を見かけます。

聞けば、お店で残ったパンをお土産にしているのだそう。
無駄もなく、お客さんの心理も読んだ戦法に、すっかり感心してしまいました。