デザインあ展
2013年06月03日 文責:川口
息子が偏執的に愛するテレビ番組
「デザインあ」の展覧会を見に,東京へ行ってきました。
一歳にして,六本木デビューです。
子どもだけでなく,大人も楽しめる番組とあって
会場は我々のような親子連れ以外にも
美大生風や,大人同士の姿も多く目につきました。
小道具などの展示物には興味がない
というわけでもなさそうでしたが,
番組でお馴染みの音と映像が壁に投影される部屋に
息子は釘づけでした。
とてつもない大きな箱の中で,音と映像の波に覆われる感覚。
彼にとっては,
テレビの中に入ってしまった
という感じなのかもしれません。
他の子たちのようにキャッキャ言うでもなく,
不思議そうな目で,少し頬を赤らめ,
形や色彩の変化にじーーっと見とれていました。
普段,悪ふざけをしてはケラケラ笑って
怒られてばかりの彼ですが,
こと「デザインあ」となると一変するので,
これだけ好きなものがあるというのは良かったなぁと
しみじみ思いました。
余談ですが,行きの飛行機の隣りがガタイの良い男性で
子どもをよく可愛がってくれました。
男性曰く,
「ウルトラマンギャラクシー」で隊長をしている
とのこと。
芸能関係には疎いのですが,あとで調べると
小西博之さんという俳優でした。
「ウルトラマン見せてる? まだ早いか。
でも,男の子はみんな通る道だからね,ヨロシク!」
そう言い残して席を立った隊長。
楽しい思い出になりました。