アンパンマンへもの申す?
2013年05月17日 文責:塩原
テレビをつけると、偶然「アンパンマン」が放映されていました。
頭を食べられ、弱ってしまったアンパンマン。
そこへ、アンパンマンの形をした大きな乗り物が到着し、中からバタ子さんが、
アンパンマンの頭部分を投げてアンパンマンに渡しました。
私がアンパンマンを知ったのは、保育園にあった絵本でした。
その頃のアンパンマンは、弱った人に頭を食べさせた後は、よろけながらも自
分で家に戻っていったと記憶しています。
最近のアンパンマンは楽をしているなあ。
昔のアンパンマンは、自分の苦労を顧みずに人を助けるところが格好良かっ
たなあ。
でも、よく考えてみると、昔と比べて世の中が便利になり、楽をしているのは、
私たち人間も同じです。
それ以前に、弱ったときに、アンパンに飛んできてもらって、食べさせてもらおう
とすること自体、怠慢と言えるのかもしれません。