プレゼント
2013年04月05日 文責:塩原
祖父はラジオを聴くのがとても好きです。
「どんなラジオ番組を聴いているの?」と尋ねると、
「昔、歎異抄の朗読を聴くのがとても好きだった。どういう意味の言葉なのかはさっぱり
わからないけれど、聴いていると、なんともいい心地になった。最近はそういう番組はな
いなあ。」と教えてくれました。
今度、歎異抄の本を祖父にプレゼントしようと思い、インターネットで調べているうちに、
小林正観さんという作家さんの本に出会いました。
歎異抄だけでなく、先人の残した素晴らしい言葉を集めた解説集のような本なのですが、
読むと心が澄み渡るような気持ちになります。
祖父のおかげで、心の師となり支えとなるような本に出会え、逆に私がプレゼントを受け
取った気持ちです。