韓流スターに覆われる姉
2013年03月05日 文責:川口
車で一時間ほどなので,実家には家族でたびたび帰ります。
子どもを見に来てくれたりする機会も多いのですが,
体力や記憶の衰えなど,彼らの変化を肌で感じることがあります。
先日,実家を訪ねた際には
母親が入手したらしき韓国ドラマのDVDが
また増加していることに少し驚きました。
家業が忙しかったこともあり
最近まで,両親とも趣味らしい趣味をもてないままでしたので,
脱・無趣味という点では良かったのですが…。
反動もあってか,そののめりこみ方がなかなかのもので,
今やあらゆるドラマ観賞にとどまらず,
「友達と済州島に行ってドラマの舞台を見てみたい…」
などと言う始末。
DVDプレイヤーの操作すら覚束なかったはずが,
行くたびにハングル文字のディスクが増えているような状態です。
話変わって,私には姉がいるのですが,高校時代に
地元の観光協会のポスターのモデルになったことがあります。
(今では見る影もありませんが)
長年にわたって,我が家ではそのポスターが部屋の一角で
少し誇らしげに飾られていました。
ところが先日,イ・ビョンホンという韓国人男優の大判カレンダーが
その上に平然と覆いかぶさるような事態となっており,
これにはさすがに唖然としました。
しかも母は少し申し訳なく思ったのか,
姉の顔が3分の1ほどは確認できる微妙な覆い方で
うすら笑うイ・ビョンホンを固定しており,それはそれで
姉からすると屈辱的な仕打ちではないかと思いました。