“Jiro dreams of Sushi”
2013年03月19日 文責:川口
小野二郎,御年87歳。
江戸前鮨の伝統を受け継ぎながらも,
常に革新的な鮨を目指していることが国内外で高く評価され,
6年連続でミシュラン3つ星を獲得する鮨職人。
気になられた方はこちら(↓)をご覧いただくとして,
https://jiro-movie.com/
その鮨職人,小野二郎氏を追った映画
「二郎は鮨の夢を見る」という作品を観ました。
二郎さんは,非常に穏やかで,物静か。
ユーモアもあり,時に口が悪いのもご愛嬌といった感じの
小柄な紳士でした。
ただ,ひとたび店内に入ると,緊張感が漲り,
職人としての風格が周囲を圧倒します。
それに何よりも,所作が美しい,というのが
終始一貫して受けた印象でした。
(とても米寿が近いご老人とは思えません)
シャリを手にする
ネタとあわせる
にぎる
置く
その一挙手一投足が,経験値に基づく
そぎ落とされた美,なのだろうと思いました。
(「デザインあ」に夢中な1歳の息子も
きっと見入ってしまう神々しい世界でした)
二郎さんの鮨に魅了されて,撮り始めたというアメリカ人監督も,
この映画を口コミ広めていったという観衆も,
流れるような所作に心を奪われたのかもしれません。
ちなみに,二郎氏のお店のメニューは「おまかせ」のみで,3万円から。
巷には,「二郎貯金」なるものをして,
(いつの日か…)と仕事のモチベーションを高めている人もいるとか…。
いつか行きたいけど,行ったら緊張しっぱなしで
味が分からないまま終わりそう…
妻と喋りながら映画館を後にしました。
「次郎の鮨を夢に見る」かもです。