不自然な食べもの
2013年01月22日 文責:川口
ドキュメンタリー映画が好きです。
最近は特に、食べ物の安全性に関する映画に興味があり、
先日、「モンサントの不自然な食べもの」という作品を観ました。
ある強力な殺虫剤への耐性をもった遺伝子組み換え大豆の話を軸に、
大企業の利益至上主義が、世界の食の安全や固有の文化を脅かしている―
かなり大まかに言うとそんな内容です。
日本では、遺伝子組み換え食品の表記は義務付けされていますが
実は抜け道があり、食品に占める割合が少なければ非表示だったり
加工されると、消費者には分からないような仕組みになっています。
「果糖ブドウ糖液糖」の名で清涼飲料水などに添加される甘味料には、
遺伝子組み換えトウモロコシからできた
コーンシロップが多く含まれているようです。
安全性が疑わしいばかりでなく、
在来種と遺伝子組み換え種が交配されてしまうと
実のつく位置や数が変わる
といった奇形が表れたりします。
その異様な姿を目にすると、種を支配しにかかった人類への
警告のようでもあり、恐ろしかったです。
(↓映画の詳細はこちら)
https://www.uplink.co.jp/monsanto/about.php