スタッフブログ!つむぎ内・外よもやま話

「ハマの番長」に学ぶ

2012年11月26日  文責:川口

連休を利用して,家族で横浜へ行ってきました。
目的の一つが,プロ野球・横浜DeNAベイスターズのイベントでした。
(私は,家族の次にベイスターズを愛しています)

チームの顔,「ハマの番長」こと,三浦大輔投手に握手をしてもらい,
息子は頭を撫でてもらい,
妻はその一部始終をビデオに収め,
ファン冥利に尽きる一日となりました。

その三浦投手,「逆境での闘い方」という本を著したのですが,
長年,第一線で活躍するプロの選手の考え方を知ることができ
とても興味深かったです。

三浦投手のようなベテランともなると,
登板する25〜30試合のうち,「絶好調」といえるのは2,3試合とか。
そこで重要になるのが,「修正能力」なのだそうです。

調子が悪いなりに,相手打線を抑えていく姿は
彼の真骨頂でもあるのですが,
その元となっているのが,
「助言に耳を傾け,引き出しを多く作っておく」
というところにあるようです。

プロの世界で,特に力のある若い選手は,
自分のスタイルや,やってきたことに固執するあまり,
壁にぶつかったときも,なかなかそこから這い出せず
選手生命を終わってしまう
というパターンが多いとのこと。

三浦選手は,
もらったアドバイスも含め,
いろいろと試しながら経験を積むことで
自分の引き出しを増やすことが大切
と説いています。

秋になれば夏服をタンスにしまっておくのと同じで,
今役に立たなくても,時期が来れば必ず役立つ―
その思いで,日々試行錯誤し,いざというときのために
自分の引き出しを増やしているのだそうです。

仕事でも,普段の生活においても,参考にしたいと思いました。