高速道路を走る
2011年11月08日 文責:石井
このところ、週末に帰省をすることが多く、毎週のように高速道路を走って実家と自宅を往復しています。大体片道2時間ほどです。
先日、最寄りの高速道入口の料金所を過ぎて100メートルほど走ったところ、「カード、読み取り、エラーです」という謎のアナウンスが流れました。
ETCカードを作って2年半ですが、初めて聞くエラーです。料金所のゲートを問題なく通り過ぎてからエラーと言われてもどうすればいいのでしょう。
結局、どこから乗ったのかわからないとして、後で違反金のようなものを請求されてはかなわんと思い、車を路肩に寄せ、料金所に向かいました。
車ではなく、自分の足で、全速で走りました。
「そこの人止まりなさい!」
遙か彼方の監視塔のような所から、大音量で声が呼び止めました。
「そこの男、走るな!! 止まれ!!!」
当然ながら、他に車は走っていない事を充分に確認した上でのダッシュだったのですが、大変に緊張した声でした。
調べてみたところ、ETCカードに異常はなく、データも書き込まれていました。なぜエラーになったのかは、皆目わかりません。
「そこの男、止まれ」というフレーズが、何やら刑事ドラマのようで妙に気に入ってしまった今日この頃です。