スタッフブログ!つむぎ内・外よもやま話

手塚治虫小説集

2011年11月30日  文責:小泉

手塚治虫といえば『鉄腕アトム』でお馴染みの漫画家では
ないでしょうか。私の中のイメージもそんな風に定着していました。
しかし、最近『手塚治虫小説集』という文庫本に出会いました。
手塚治虫による小説やショートショート、シナリオなどをまとめて
いる本です。
 
漫画家の綴る文章というのは、不思議な感じがします。
上手い下手という問題ではなく、独特の発想を展開しており、
何より読み手の反応を第一に考えているような気がします。
 
そしてかなりシュールな内容が多いです!
新たな手塚治虫の一面を垣間見た気がします。
漫画家は漫画家、小説家は小説家と固定せず、畑違いのジャンルに
挑んでいる作品集を、他の偉人でも見つけたいと思います。


早朝の動物園

2011年11月29日  文責:石井

この週末に、息子を連れて京都市立動物園に行きました。

動物園は、早朝に行くのがおすすめです。
まず、トラやライオンなどの夜行性の動物がキビキビと動いているのがよいです。昼間に行くと、大抵はだらしなく眠っています。

そして何より素晴らしいのが訪れる人が少ないこと。ヤギやヒツジをさわることができる「ふれあいコーナー」では、さわりたい放題でした。

この時期は、紅葉シーズンのため、動物園の外に一歩でると南禅寺や永観堂など名だたる名所に向かう観光客でひしめき合っています。

帰りは、地下鉄を使いました。駅では、観光客が地上目ざして殺到していくのですが、ホームに向かう反対側は、がらんと空いていて、なんとも快適な移動でした。

繰り返しますが、動物園は早朝がおすすめです。

国民文化祭

2011年11月25日  文責:塩原

今年は京都で開催された国民文化祭の一環で、誰でも茶道・香道に親しめる
イベントに参加しました。

1,000円で、2つの茶道・香道を体験できます。
まずは、抹茶席。
先日裏千家の一日体験をしたので、今度はその違いを確かめたく、表千家を選びました。
まずは待合室で、今日使用する茶杓やお茶碗の説明を受けます。
20人ほどお客様が集まると、一斉にお茶席へ通されます。
まず、一人分のお茶が点てられ、上座のお客様に出されます。
すると全員分のお茶が次々に運ばれてきました。
作法は構わないので、自由に戴いて下さい、とのことでした。

マンツーマンで、作法一つ一つを守ってお茶を戴いた、裏千家の体験とは
全く違いました。

その後、抹茶を入れてみる体験に、香道、煎茶の聞茶、ほうじ茶煎り体験をし、
帰る頃にはなんだかフラフラになっていました。
普段カフェインをあまりとらないため、私には刺激が強すぎてしまったようです。

「もの忘れ」

2011年11月22日  文責:石井

出張が続くと、時々電車の網棚に荷物を置き忘れてしまいます。
一番多いのが、座席でうとうとと眠ってしまい、駅到着ではっと気づいてホームに飛び出すパターンです。

大抵は、「しまった」と気がついた瞬間に扉が閉まる、質の悪いコントのような展開を見せます。

これまでも、スーツや手提げカバン、お土産などを忘れており、数々の前科がある身ですが、先日特急で京都に帰った折も、危うく忘れ物をしかけるという出来事がありました。

幸いすぐに気づいたので、取りに戻り事なきを得たのですが、入れ違いに、同じような仕事帰りの若者が荷物の忘れに気づき、彼の方は間一髪でアウトになりました。

見れば顔面蒼白で呆然としていたので、私は駅員さんを呼びに走りました。
経験から言えば、列車の中に忘れ物をしても、すぐに対応すれば荷物はほぼ間違いなく戻って来るのです。

聞けば彼は、パソコンを入れた鞄一式忘れたそうです。早速無線で電車の車掌に連絡してもらい、荷物は大阪で無事保管してもらえる事になりました。

大変逆説的な言い方なのですが、こういう時、「もの忘れ」がひどいというのも人の役に立つことがあるのだと、ちょっと嬉しくなります。

ロボット掃除機

2011年11月18日  文責:塩原

両親がロボット掃除機を購入しました。

こんなに?と驚くほどたくさんののゴミやホコリを自主回収してくるそうで、
働きぶりに至って満足しているようです。

寝転がっている父に近づく時は、スピードを緩め、様子を確かめるように
父の周りだけを掃除するとのこと。

角にはまりこむと、困っている様子で、何かをしゃべっているそうです。
助けてやると、また元気よく走り出す姿がユーモラスで、笑ってしまう
と言っていました。

ロボットに両親が愛着を持っているようでした。
家電というよりは、働き者のペットという感じです。

B-1グランプリ

2011年11月16日  文責:小泉

先週末、姫路にて『第6回B-1グランプリ』が開催されました。
これは全国のご当地グルメを提供するイベントで、来場者数は過去
最高を記録したそうです。
 
私も初日に足を運びました。駅前から姫路城へ続く長蛇の列にびっくり
しました。これまで何度か姫路を訪れたことはありますが、こんな
光景は初めてです。
「今日だけは欲望のままに食べまくるぞ…!」
と密かに闘志?を燃やし、会場へと入りました。
 
オホーツク北見塩やきそば、久慈まめぶ汁、今治焼豚玉子飯、油麩丼、
四日市とんてき、加古川ホルモン餃子、さようしかコロッケ…
限界まで食べ尽くしたラインナップが上記の通りです。
次の日まで消化作業を持ち越すほどに、お腹いっぱいになりました。
B級といえども、極めれば下手なA級を超えるのではないか、という
くらい、どれも美味しくいただけました。
各地のゆるキャラやPRソングなども見られて、とても楽しかったです。
 
因みにグランプリに輝いたのは『ひるぜん焼きそば』だそうです。
食べてないものだった…!
来年リベンジできたらと思います。

幸福度ランキング

2011年11月11日  文責:塩原

ニュースで都道府県別、幸福度ランキングが発表されたことを知りました。
結果の概要は以下の通りです。
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総合ランキング1位に輝いたのは福井県で、第2位=富山県、第3位=石川県と
北陸3県がベスト3を占める結果となった。

トップ10は人口の少ない県が目立ち、上位20位までのうち、250万人以上の
都道府県、東京圏・大阪圏の都道府県はほとんどない。
全国平均は25位の群馬県。

東京都は38位で、41位以下は、41位・沖縄、42位・京都、43位・北海道、
44位・埼玉、45位・兵庫、46位・高知で、人気観光地が並んだ。
そして、47都道府県中、最下位となったのは大阪府。
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幸福度とは自分が幸せと感じている人の比率かと誤解をしていましたが、
どうやら「安全性」や「福祉の充実」などを数値化して割り出したもののよ
うです。

人口が多いとそれだけ犯罪が増え、福祉の充実も難しくなるという、考えて
みれば当たり前の結果なのかもしれません。

眼鏡デビュー?

2011年11月09日  文責:小泉

先日、会社で健康診断を受けました。概ね問題はなかったのですが、
視力が今までになく低下していました。
これまでずっと裸眼で通してきた身としては、とてもショックな出来事
です。私の両親は共に視力が破滅的に悪く、矢張り遺伝という運命には
抗えないのか…と思いました。
 
しかし、そうは言ってもまだまだ日常生活に支障があるレベルでは
ありません。当面はこのままやり過ごそうかなとも考えましたが、問診の
際に先生から言われた事が引っかかっています。
 
「視力低下は頭痛にも影響しますよ」
 
…とのこと。私は頭痛もちで、ここ数年は特に酷くなっている気がします。
目が悪いままパソコン作業や字面を追う作業をしていると、どうしても
負担がかかり、肩の筋肉が凝り固まってしまうようです。それが一因で頭痛に
繋がることもあります。
頭痛を軽減するためにも、眼鏡をかけた方が良いと言われると、楽観視
できません。
最近はレンズ込みでも、とても安価に購入できる眼鏡店が増えてきています。
伊達眼鏡で眼鏡気分をウハウハ味わっていた私とはお別れ、
本格的に生活の一部に眼鏡を導入する日も遠くないかもしれません。


高速道路を走る

2011年11月08日  文責:石井

このところ、週末に帰省をすることが多く、毎週のように高速道路を走って実家と自宅を往復しています。大体片道2時間ほどです。


先日、最寄りの高速道入口の料金所を過ぎて100メートルほど走ったところ、「カード、読み取り、エラーです」という謎のアナウンスが流れました。
ETCカードを作って2年半ですが、初めて聞くエラーです。料金所のゲートを問題なく通り過ぎてからエラーと言われてもどうすればいいのでしょう。
結局、どこから乗ったのかわからないとして、後で違反金のようなものを請求されてはかなわんと思い、車を路肩に寄せ、料金所に向かいました。
車ではなく、自分の足で、全速で走りました。


「そこの人止まりなさい!」
遙か彼方の監視塔のような所から、大音量で声が呼び止めました。
「そこの男、走るな!! 止まれ!!!」


当然ながら、他に車は走っていない事を充分に確認した上でのダッシュだったのですが、大変に緊張した声でした。
調べてみたところ、ETCカードに異常はなく、データも書き込まれていました。なぜエラーになったのかは、皆目わかりません。
「そこの男、止まれ」というフレーズが、何やら刑事ドラマのようで妙に気に入ってしまった今日この頃です。

はじめての茶道体験

2011年11月04日  文責:塩原

茶道資料館で茶道体験を受けてきました。
お薄を飲んだことはありますが、きっちりとした作法を習うのは
初めてです。

まずはお菓子の戴き方から。
楊枝を使って、くずを残さないように綺麗に食べるコツは大きな発見でした。

甘いお菓子を食べる際、甘みのない飲み物が欲しくなる私にとって、
まずお菓子のみを食べきる作法により、お茶がとても待ち遠しく
感じました。

2番目にお茶の入れ方。
茶筅が消耗品で毎回新しいものを用意することが、とても意外でした。
値段もけっこうするし、高級な工芸品というイメージが強かったから
です。
先生の茶筅を回す手はとてもなめらかで速く、私とは泡立ちが全然違いました。

3番目、待ちに待ったお茶の戴き方です。
自分の入れたお茶を飲むので、美味しく感じるような、でも本当は
先生の入れたお茶の方が絶対美味しいような、とは言え、お茶の品質は
良いので、やっぱり美味しいような、複雑な心境でした。

最後にお茶碗をめでて終わりです。
片づけるべきお盆は片づけやすい向きに置いておいたり、隣の方や
お茶を入れて下さった方にご挨拶をするなど、周囲の方に対する配慮も
作法に含まれていることが、和の心の素敵さを感じさせました。

芸術の秋

2011年11月02日  文責:小泉

気付けば10月も終わってしまい、気候も段々と秋めいてきました。
先日、久しぶりに美術館へと足を運びました。
少し前は、とにかく時間があれば美術館巡りをしており、旅行の
目的も『美術館に行くこと』が多かったのですが、最近は少し熱が
冷めてしまっていたように思います。
そんな中での美術館訪問…やっぱり楽しいです。非日常な空間に
触れることで、良い気分転換にもなります。
ミュージアムショップに立ち寄ると、物欲が上昇し、お洒落な名刺入れ
なんぞも購入してしまいました。
美術館の魅力を再確認、またブームが再熱しそうです。
 
ところで私は入館チケットを捨てずに、一冊のノートに貼って保管して
います。どんな展示品があったか、どんな場所だったかなどの簡単な
メモを添えると、その時の思い出も蘇ります。
振り返ると、2006年が最初の日付になっていました。もう5年…
改めて月日の過ぎるのは早いものです。
今回赴いた美術館のチケットも、きちんと貼っておきたいと思います。