手塚治虫小説集
2011年11月30日 文責:小泉
手塚治虫といえば『鉄腕アトム』でお馴染みの漫画家では
ないでしょうか。私の中のイメージもそんな風に定着していました。
しかし、最近『手塚治虫小説集』という文庫本に出会いました。
手塚治虫による小説やショートショート、シナリオなどをまとめて
いる本です。
漫画家の綴る文章というのは、不思議な感じがします。
上手い下手という問題ではなく、独特の発想を展開しており、
何より読み手の反応を第一に考えているような気がします。
そしてかなりシュールな内容が多いです!
新たな手塚治虫の一面を垣間見た気がします。
漫画家は漫画家、小説家は小説家と固定せず、畑違いのジャンルに
挑んでいる作品集を、他の偉人でも見つけたいと思います。