モリのアサガオ
2011年10月05日 文責:小泉
最近、友人から薦められた漫画があります。
『モリのアサガオ』という「死刑」をテーマにした青年漫画です。
右も左もわからない新人刑務官と死刑囚の心の交流を詳細に描いて
います。
心温まる場面もあるのですが、内容は終始重く暗い雰囲気を醸し出して
います。
綿密な取材を基にして作られた設定なので、読み手にもリアリティが
伝わってくるのです。
死刑囚の性質は様々です。心の底から自身の罪を悔い改めている者、
まるで罪悪感を抱かずに普通の日常を送っている者…。
しかしどんな罪人にも待っている結末はただ一つ「死刑」なのです。
正直、もうこれ以上見たくないという展開も多々あります。
ですが、遠いようで実は身近な「死刑」というテーマを避けては
いけないような気持ちにもなります。
ご興味のある方は、是非一度お読みになってみて下さい。