メダル進呈
2011年05月27日 文責:塩原
たまに利用するショッピングセンターから届いたダイレクトメールに
ゲームセンターのメダル80枚サービス券がついていました。
ゲームセンターを利用したのは小学生の頃、両親に旅行に連れて行っ
てもらったときくらいで、それ以降はほとんどありません。
小学生の私にとって、メダル80枚というとかなりの貴重品です。
このサービス券を無駄にしてしまうのももったいないと思い、
●十年ぶりにゲームセンターのメダルゲームコーナーへと足を運ぶ
ことにしました。
慣れない場所にウロウロ、キョロキョロ。
80枚のメダルを受け取り、どのゲームにしようか探しに行きました。
昔ながらのゲームもありますが、せっかくだから人気のあるゲームに
挑戦しようと考えました。
ほぼ満席のゲームを見つけると、偶然一つ空き席ができました。
それは、メダル落としにいろいろなゲームが組み合わされたもの。
ルールを把握するまでに数分かかりました。
すぐに無くなってしまうだろう予測していたメダル。それがなかなか
無くならないのです。
「このままではウインドウショッピングする時間が無くなってしまう」
と焦りだし、結局メダルを周辺にいた親子に差し上げ、ゲームセンター
を後にしました。
メダルが永遠に無くならないことを夢に見ることができた小学生の頃
の自分をなつかしく、遠くに感じました。