整理と整頓
2011年03月01日 文責:巽
私は、物を溜め込むクセがあります。
もう読まなくなった本や聞かなくなったCDなどが
部屋に沢山あります。
不要になった物を処分すると、
新しいものを置くスペースもできますし、
部屋の見栄えもよくなるということは十分わかっているのです。
しかし、なかなか踏ん切りがつきません。
それは、物に対して思い出を感じてしまうからかもしれません。
『この本は大好きだった学校の先生に薦められて買った本だから手放せない。』
『このDVDは出演している俳優が好きになったきっかけの映画だから手放せない。』
『このTシャツは高校生になって初めてのバイト代で買ったものだから手放せない。』
そんな感じで、『捨てられないもの』がどんどん溜まってきます。
子どもの頃から「整理整頓をしなさい」と言われ続けているのですが
なかなかうまく整理整頓ができません。
そんなある日、会社の朝礼にて、「整理」と「整頓」の違いを
勉強する機会がありました。
「整理」とは、『物を減らす』こと
「整頓」とは、『物を使いやすいように配置する』こと
「整理整頓」ができない人は、この「整理」と「整頓」の区別がついていないから
だそうです。
これを聞いたとき、自分は「そうだったのか」と目から鱗の落ちる思いでした。
整理整頓をしようにも、
物が多すぎたら、できるわけが無いのです。
そこで、早速週末に「整理」を実行しました。
本当に大事なものだけを残して、「あってもなくてもいい物」は
思い切って処分したり、古本屋などに持って行きました。
かなり部屋もスッキリし、気持ちも軽くなったような気がします。
今後は、「整頓」を徹底していきます。