寒波到来(1)
2011年01月14日 文責:塩原
昨年の大晦日、京都は珍しく大雪に見舞われました。
私は愛知県の実家へ向かうため、高速バスを予約していました。
当日朝、家族から「雪がすごいが、大丈夫か」というメールがきたので、
一応インターネットで高速道路状況を確認してみました。所々渋滞しているも
のの、通行止めにはなっていませんでした。
私自身も高速バスも予定通り出発。雪化粧した東寺を写真に納めたりのんきに
過ごしていました。
名神高速道路の京都南インター付近に来ると大渋滞で、ほとんど車は前に進んで
いませんでした。
数年前までは、大晦日の道路も高速バスも空き空きだったのに、ここまで混雑す
るようになるとは、時代の流れなのかな、と考えていると、バスの運転手さんの
アナウンスが流れました。
「雪のため、名神高速道路が栗東まで通行止めとなりました。」
え?じゃあどうなるの?
ちょっと勇気を振り絞って、運転手さんに聞きに行きました。
「迂回して名古屋へ向かうか、京都駅に引き返すか。今営業所が検討しています。」
それにしても、高速道路は全く前に進みません。一体何が起こっているんだろう。
先行きが全く見えない状況に、数日前福島県の大雪のために、300台以上の車が
立ち往生し、数百人が車中で一夜を明かしたニュースを、気の毒な思いで見ていた
ことを思い出しました。
((2)へ続く)