禁止することの意味
2010年12月06日 文責:巽
アメリカのマサチューセッツ州にある小学校にて、
担任の先生が学校への鉛筆の持込を禁じるお知らせを
配布したそうです。
私はこのニュースを聞いたとき、
授業が全てパソコンで行われるようになったのかと思いました。
そうすれば、ノートをとる必要がなくなるため、筆記用具も使うことが
なくなるからです。
しかし、実際は違いました。
先生が鉛筆の持込を禁じた理由は
『凶器になるから』だそうです。
確かに、尖った鉛筆は人を傷つける恐れがあるのはわかります。
だからと言って、すぐに鉛筆を禁止するのが私には少し理解しかねます。
このようなお知らせを配らなければいけないほど、このクラスでは
鉛筆を凶器として使う子どもが多かったのだろうかと疑問に思いました。
その点については何も報道されてないのでわかりません。
しかし、もしそうだとしたら、ただ単に『鉛筆を禁止』するだけでは
何の解決にもなっていません。
それよりも、鉛筆で人を傷つけてはいけないということをしっかり教えるほうが、
子どもにとっては将来の為になるのではないかなと感じました。