スタッフブログ!つむぎ内・外よもやま話

幸せ手帳(1)

2010年12月24日  文責:塩原

「幸せは、誰かが与えてくれるものでも、天から降ってくるものでもない。
日々の生活の中で、自分で作りあげるもの。
幸せ体質のトレーニングとして、毎日嬉しかったことや楽しかったこと、
感動したことを10個ずつ書きつづろう」
という言葉に、それは素敵なことだ。すぐに実行しようと思いました。

現在持っている手帳は、1日ごとの記入スペースが小さすぎるため、ほどよい
スペースのある手帳を探すことにしました。
何軒かのお店で物色し、ある文房具店でちょうどよい品を発見しました。
レジへ精算に向かうと、私の前のお客さんに店員さんが
「こちら割引対象なので、20%引かせて頂きます」と言っています。
割引対象って何!?店内を見回してみると、キャンペーンセールとして、
曜日ごとに対象商品を変えて割り引いている旨のチラシが目にはいりました。
ダイアリーは、2日後の木曜日が20%割引の日のようです。
((2)へ続く)

さよなら2010年

2010年12月22日  文責:小泉

今年も残すところ、あと1週間ほどです。
月日のはやさに驚いています。
 
今年の漢字は『暑』に決まりましたね。確かに今夏は酷暑でしたが、
何となく捻りがないというか、そのまんまだなぁという印象を
受けました。
じゃあ何がいいんだ?と問われると言葉に詰まってしまいますが…;
 
ただ、私個人の2010年を漢字一文字で表すならば『慣』です。
色々な事に慣れていって、体に身に付いていく。
色々な事に慣れていって、なぁなぁになってしまう。
『慣』は私の中で良い意味も悪い意味も兼ねています。
新しい物事に対して、慣れ親しむために励む反面、どこかで既存の
物事に対して慣れの態度が出てきてしまいます。
一年を振り返る時期だからこそ、自身の行いを省みることも
できるのかもしれません。
年末の気持ちを、そのまま新年まで忘れぬよう年を越したいと思います。
 
小社は12/28(火)〜1/5(水)までお休みをいただきます。
ご迷惑をおかけしますが何卒よろしくお願い申し上げます。
良いお年をお迎え下さい。

サンタクロースへの手紙

2010年12月17日  文責:巽

だんだんと街がクリスマス一色になり始めてきました。
街を歩いているだけで、なんだか心躍る季節の到来です。

小学生の頃、毎年サンタクロースに手紙を書いていました。
正確には親に書かされていたというほうが正しいのかもしれませんが。

毎年11月になると、親が用意した便箋に
自分がいかに良い子に1年を過ごしたかということと、欲しいものを書いて
フィンランドのサンタクロース村に送っていたのです。

そして、12月のクリスマスの頃に、サンタクロースから手紙が届くのです。
中はもちろん英語です。
当時の私は英語など知る由も無く、書いている内容など当然わかりません。
なので、手紙の中に書かれてあるイラストだけを楽しんでいました。

しかし、親は私のそのような姿をあまり良く思っていなかったようです。
「人からもらった手紙を読まないのは失礼だから、何としてでも読みなさい。」
と言って、私に使い方もわからない英和辞典を渡してきました。

それから、文法も何もわからないまま単語だけを調べ、
その意味だけをつないで「多分こんな事を書いているのだろう。」と
推測しながら読んでいました。

なぜそんなに必死になっていたのか言いますと、
「これをちゃんと読んでおかないと、サンタクロースがプレゼントを
持ってきたときに、『手紙になんて書いてあった?』と聞いてきても
答えられないかもしれない。そうしたらプレゼントももらえないかもしれない。」

と考えていたからです。
自分にもこういう時期があったなと久しぶりに思い出して、可笑しくなりました。

ガス欠(2)

  文責:塩原

((1)からの続き)
とりあえず、何か情報を得るべく、サービスエリアのインフォメーションや
を見にいきました。
やはり、山口ジャンクションから広島北ジャンクション間にはガソリンスタンド
が一つもありません。次のガソリンスタンドまでは約100kmということが
分かりました。
残ったガソリンは15リットル。何とかもつだろう。ということで
エアコンもオーディオも切り、一番省エネ運転と聞く時速80km遵守で
進みます。
もしもたなかったら、高速道路をおりてガソリンスタンドを探そうか。
でも高速道路から見える景色から判断すると、ガソリンスタンドがあっても
こんな深夜に営業している可能性は低そうです。
「困ったらJAFを呼べばいいんじゃない?」と言いつつ、とてつもない緊張感で
100kmを過ごしました。
結局ガソリンスタンドまで無事たどり着くことはできました。
中国道は車が少なかったためか、サービスエリアの施設は減る一方で、残った
建物も古くなる一方に感じました。

どんどん進化するサービスエリアに慣れ、しばらくガソリンスタンドがない
状況を想定する危機感をすっかり忘れてしまっていました。

後日、父は「あの経験は忘れないわ〜。冥途の土産ができた」と言って
喜んでいました。

年賀状

2010年12月15日  文責:小泉

今年も気付けばあと半月…
ぼんやりしていると、あっという間に新年を迎えてしまいそうです。
 
そして、そろそろ年賀状準備のシーズンではないでしょうか。
(否、準備に取りかかるにはもう遅いのでしょうか?)
私は会社からお世話になった方々に出す以外に、個人的に数枚書く
予定です。
会社で準備してくれる年賀状はプリント済みのもので、一筆添える
程度なので、そう時間はかかりません。
 
しかし、個人的な年賀状はオール手書きなので、相当な時間を
費やします。
今時珍しいかもしれませんが、我が家にはプリント設備が皆無なので
致し方ないことです。
家族内でも年賀状を書くのは私一人なので、全く設備を整えようという
提案は生まれません。
 
知人友人が少ないのを日頃は寂しく思うものですが、年賀状を書く時
だけは宛先が少なくて良かった…とちょっぴりホッとしてしまう
年末です。

ガス欠(1)

2010年12月10日  文責:塩原

自動車で九州へ行った帰り道、中国道を通りました。
深夜を過ぎていましたが、全員が、サービスエリアは24時間営業している
ものだと当然のように考えていました。

ところが、山口ジャンクションで山陽道と分岐してからというもの、車が
全くと言ってもよいほどいなくなってしまいました。対向車線も、1時間に
5,6台程度です。
ガソリンを補充する予定のサービスエリア間近になり、看板が現れると、
以前4つほどあったであろう施設のマークのうち、3つが消され、レストランの
マークのみになっています。
看板を見た瞬間は、まだ実感が湧きませんでしたが、サービスエリアに到着
し、実際にガソリンスタンドがないのを見ると、急に「ガス欠」が信憑性を
増してきました。
((2)に続く)

人の会話

2010年12月08日  文責:小泉

先日、電車に乗っていると、ある親子(母・息子)の会話が
耳に入ってきました。
 
息子「バチ当たるんや!僕にはバチが当たるんや!」
母「それはバチとちゃうよ」
息子「僕はバチやと思ってる!」
 
なんだなんだ!?
思わぬ重みのあるテーマに、ついつい耳を傾けてしまいました。
 
母「チョコを食べ過ぎたのはね、全然悪いことやないの。
だからバチなんて当たらんよ」
 
チョ、チョコですか…
勝手に壮大な展開を想像してしまっただけに、肩すかしを食らった
気分です;
そりゃあバチなんて当たらないよなぁ、と心の中で母親に同意しましたが、
ここから息子は怒濤の無駄な粘りを見せるのです。
 
息子「バチや!バチが当たるんや!」
母「バチってのはね、人に悪いことしたりして、自分にそれが返ってくる
ことをいうの。アンタはチョコを自分の意志で食べただけ。
誰にも迷惑かけてへんよ」
 
主張する息子を諭す母親。
テーマは軽いのに、やたら説得が重々しいのが不思議です。
 
息子「そんなん言い切れへん!僕にはバチが当たるんや!」
 
え、何なの?
この息子さんは自らバチに当たりたいのか?
 
母「それはバチとちゃうよ」
息子「バチや!」
 
…以下同文。
 
この攻防が約20分は続きました。
恐ろしい程、双方折れず…
譲れないものは人それぞれなんだなぁと、何となくしみじみと思う
出来事でした。

禁止することの意味

2010年12月06日  文責:巽

アメリカのマサチューセッツ州にある小学校にて、
担任の先生が学校への鉛筆の持込を禁じるお知らせを
配布したそうです。

私はこのニュースを聞いたとき、
授業が全てパソコンで行われるようになったのかと思いました。
そうすれば、ノートをとる必要がなくなるため、筆記用具も使うことが
なくなるからです。

しかし、実際は違いました。

先生が鉛筆の持込を禁じた理由は
『凶器になるから』だそうです。

確かに、尖った鉛筆は人を傷つける恐れがあるのはわかります。
だからと言って、すぐに鉛筆を禁止するのが私には少し理解しかねます。

このようなお知らせを配らなければいけないほど、このクラスでは
鉛筆を凶器として使う子どもが多かったのだろうかと疑問に思いました。

その点については何も報道されてないのでわかりません。

しかし、もしそうだとしたら、ただ単に『鉛筆を禁止』するだけでは
何の解決にもなっていません。
それよりも、鉛筆で人を傷つけてはいけないということをしっかり教えるほうが、
子どもにとっては将来の為になるのではないかなと感じました。

デジタルカメラ(3)

2010年12月03日  文責:塩原

((2)からの続き)
後日、両親に、この一連の出来事を話す機会がありました。
両親は、その値段ならそのデジタルカメラを買いたいと言いました。
私は、超目玉商品を購入できることが嬉しくなり、売り切れてはいけないとすぐにそのデジ
タルカメラを買いに行きました。
期間限定価格だったその期限は過ぎていましたが、値段はそのままでした。特に値引き交渉せずに購入を決めました。

最初に購入したお店では3年間の延長保証があったのですが、このお店では2万円以下の商品では延長保証を付けられないということでした。
また、13,000円のカメラにはバッテリーが2つついていたのですが、11,800円のカメラには1
つしか入っていませんでした。
13,000円のカメラは展示品だったため、2つつけてくれたようです。
バッテリーは1つ5,000円ほどします。
13,000円のカメラの方が、お買い得だったことがわかり、ちょっと嬉しいような複雑な気持ちになりました。

手紙

2010年12月01日  文責:小泉

先日、久しぶりに手紙を書きました。
文章を綴るのは好きなのですが、最近はやはりどうもメールに
頼りがちになっています。
しかし、やはり実際に筆を執ると、自身の気持ちを確かめることにも
繋がり、相手にも意図が伝わりやすいように思います。
色々な方面でデジタル化が騒がれる中、我ながらアナログな人間だと
つくづく感じます…。
 
手紙に封をする際、私は封蝋を用います。
学生時代に購入した、ワックスとスタンプをずっと愛用しています。
ワックスに火をつけ、スタンプでぐっと押さえる一連の作業は、
どこか気持ちを引き締めてくれるように思います。
少し焦げたにおい、黒い煤が入り交じった具合、船の型の刻印、
そのすべてが、どこか現代らしからぬ雰囲気を醸しだしてくれるのです。
 
ちょっとしたアナログなこだわりですが、こういった古い慣習が、
受け取った側の心を和ませてくれたらいいなと思います。