タモリさん
2010年09月13日 文責:巽
私がタモリさんを初めて見たのは、まだ幼稚園の頃です。
たまたま夜中に起きたときに親が見ていた深夜番組に
出ていたのでした。
その番組内に『寿司将棋』というコーナーがあり、
タモリさんと芸能人が寿司を将棋の駒に見立てて勝負し、
相手の駒(寿司)を取ったら、食べることができるという
あまりに下らない内容でした。
しかし、その内容もさることながら、彼の容姿に私の心は虜になりました。
今はサングラスをかけられていますが、
昔はアイパッチが彼のトレードマークでした。
『このおじさんは一体何者なのだろう。』
子どもの私にはタモリさんがとても不思議な人に見えました。
それから、親がタモリさんの番組を見ているときは
一緒に見るようになりました。
段々、私も歳を取るにつれて
彼の色々な面が見えてくるようになりました。
歴史や世界情勢に関する雑学が豊富なこと
色々な楽器を演奏できること
料理が得意であること等々…
そうして、私の中で、タモリさんは『テレビでヘンな事をする人』から
段々『なんでもできるすごい人』に変わっていきました。
そして、彼のような人間になりたいと思い、
人生の目標が『タモリさんのような人になること』になりました。
今でもテレビでタモリさんを見ていると
『本当に何でもよく知っているんだなぁ』と感心させられます。
まだまだ目標には遠く及びませんが
少しずつでも近づいていきたいと思います。