冷蔵小騒動(2)
2010年07月16日 文責:塩原
(先週からの続き)
新人冷蔵庫の配達日を翌日に控え、私の中に3つの選択肢が浮かびました。
1.このまま、予定続行
2.冷蔵庫を2台とも使う
3.冷蔵庫の新調をキャンセルする
一見完全復活したけれど、これが本格的な故障の前兆かもしれない、と
思いました。
一瞬ではありますが、冷蔵庫が故障した場合の不安を味わったところでしたし、
ちょうどよい冷蔵庫に出会えた訳ですから、これも何かの縁ということで、
3番目の選択肢は×。
あとは、古い方の冷蔵庫を処分するかどうかですが、まだまだ働けるのに
処分してしまうのは、とてももったいない気がします。
寸法を測ってみると、ちょうど家のデッドスペースに入ることもわかりました。
電気代は余分にかかるけれども、普段安い時に大量仕入れ、時間のある時に
大量調理の私にとっては、冷蔵庫が増えることはありがたいことです。
新しい冷蔵庫が配達される日、お店に電話をし、古い冷蔵庫の引き取りを
キャンセルしました。
精算のやり直しのため、お店を訪れると、いつも対応してくださる店員さんが
出てきました。
「ちょうどよかった!ご連絡しようと思っていたところだったんです。
実は、ご購入いただいた冷蔵庫が、今日のチラシで値下げになったんです。
ですから、いっしょに値下げさせていただきますね。」
私は、驚き、耳を疑ってしまいました。
でも、きっと1万円くらいの値引きだろうと思っていると、3万円も値引きを
してくれたのです。
この店の仕組みなのか、それともこの店員さんの配慮なのか、わかりませんが、
この良心的な配慮に、またこのお店を利用しようと思いました。
古い冷蔵庫は、現在も絶好調で働いています。本当に故障だったのかはまだ
不明ですが、最後の店員さんの配慮のおかげで、なかなか楽しい騒動と
なりました。